歴史と平和の願いを込めた厳島水中花火大会、村上信五さんがアンバサダーに就任

厳島水中花火大会が2025年に復活!

2025年10月18日（土）、広島県廿日市市の宮島沖で「厳島水中花火大会」が開催されることが発表されました。この大会は、約50年の歴史を誇る「宮島水中花火大会」の後継イベントとして位置付けられています。最後の開催が2019年であったことから、待ち望まれていたこのイベントの再開に、期待が高まっています。

約50年の歴史を持つ水中花火

厳島神社が世界文化遺産として名高い宮島町では、特に「水中花火」が有名です。このイベントでは水上から打ち上げた花火を水中に投げ込み、鮮やかに爆発させる姿が楽しめます。地元住民を含む多くの人々に愛され、花火大会は地域の文化の一部となっていました。しかし、2019年に打止めとなった後、多くのファンがその復活を願っていました。

新しい「厳島水中花火大会」は、地元の自治体や企業の理解と支援を受けて再開に向けて動き出しました。特に、2025年は原爆投下から80年の節目でもあり、「平和への願い」と「伝統文化の継承」、「地域活性化」をテーマにしています。これにより、花火大会は単なる娯楽にとどまらず、深い意味を持ったイベントとなるのです。

村上信五さんがアンバサダーに

さらに、この大会には特別な色を添える存在がいます。それは、SUPER EIGHTのメンバーであり、広島出身の村上信五さんです。彼はこの花火大会の公式アンバサダーに就任し、地域と文化をつなぐ重要な役割を果たします。

村上さんは自身のルーツが広島であるということを強く意識しており、「この素晴らしい花火大会を盛り上げることができることは大変光栄です」とコメント。彼の存在は、花火大会の意義や地元への愛をさらに深めることとなります。

宮島の夜空を彩る花火

花火大会の詳細は以下の通りです。開催日時は2025年10月18日（土）18:30から。会場は宮島沖で、主催は厳島水中花火大会実行委員会です。2025年夏ごろには有料観覧席のチケットが販売されるとのこと。公式サイトでの情報更新を楽しみに待ちましょう。

終わりに

「厳島水中花火大会」は、花火を楽しむだけでなく、広島の歴史や文化に触れる貴重な機会となることでしょう。平和への願いが込められたこのイベントに参加することで、私たち一人一人がその思いを次の世代へと繋いでいく役割を果たすことができるはずです。ぜひ、多くの方々に宮島の美しい夜空を彩る花火を体験していただき、心に残る時間を過ごしてください。