日本ピックルボール協会が国内初の公式ランキング制度を導入！

日本ピックルボール協会、公式ランキング制度の導入へ

一般社団法人日本ピックルボール協会（JPA）が、2026年1月5日から日本国内初の公式ランキング制度をスタートさせます。この制度は、ピックルボールの普及と競技力向上を目指し、年齢や性別に基づく公正な評価を行うものです。

公式ランキング制度の詳細

新たなランキング制度は、以下の年齢区分で設けられます。

- 男子シングルス：19歳以上、35歳以上、50歳以上
- 男子ダブルス：19歳以上、35歳以上、50歳以上
- 女子シングルス：19歳以上、35歳以上、50歳以上
- 女子ダブルス：19歳以上、35歳以上、50歳以上
- 混合ダブルス：19歳以上、35歳以上、50歳以上

この多世代にわたる構成は、ピックルボールが楽しめるスポーツであることを強調しています。各選手のランキングは、JPAの公式ウェブサイトで毎月公開・更新され、全国の選手が挑戦できる公平な場を提供します。

ポイント付与の仕組み

ランキングにおけるポイントは、各大会での成績に基づいて付与されます。具体的には、参加者数に応じた成績を反映し、年間の累積ポイントがランキングを決定します。ポイントの有効期間は1年間で、月初めに更新が行われます。

特に注目すべきは、国内最高峰の「TOP TOUR プレミア」において、同一成績でも高ポイントが付与される仕組みです。これにより、選手はさらなる成長を目指して競争することが促進されます。

初回公開と更新スケジュール

公式ランキングの初回公開は2026年1月5日で、その後、毎月1回更新されます。ターゲット大会のひとつである沖縄オープンから、得られたポイントがランキングに反映される計画です。

国際大会への派遣

2026年3月には、ベトナムで開催される「APP 2026 Pickleball D-Joy」へ日本代表選手を派遣する予定です。この選考基準は、2月に行われるTOP TOUR大会の累積ポイントに基づき、男女各2名、合計4名が派遣される形になります。

海外大会の影響

さらに、海外での活躍が国内ランキングに反映される新しい制度が導入され、APP大会での成績は5倍換算でポイントを加算します。これにより、国内選手の国際的な挑戦が一層支援されることでしょう。

日本ピックルボール協会の役割

日本ピックルボール協会は、国内での競技環境の整備や選手育成、国際連携を通じて、ピックルボールを広める取り組みを行っています。全国大会の開催や指導者育成を通じて、選手の実力向上とスポーツ文化の発展に貢献しています。

この新たなランキング制度によって、ピックルボールはますます盛り上がりを見せることでしょう。選手たちの新しい挑戦が楽しみです。