第一回「LOVE FAMILY CHARITY CUP」の開催報告
2024年12月18日、千葉県成田市のグリッサンドゴルフクラブにおいて、公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」が主催する第一回「LOVE FAMILY CHARITY CUP ―HOPE IN ONE―」が開催されました。本大会は、難病と闘う子どもたちとその家族を支援するためのチャリティーゴルフ大会で、14名の女子プロゴルファーと42名のアマチュアが一堂に会し、約174万円の寄付金を集めることに成功しました。
イベントの概要
開催情報
- - 日時: 2024年12月18日(木)7:00~18:30
- - 会場: グリッサンドゴルフクラブ
- - 主催者: 公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」
- - アンバサダー: プロゴルファー横峯さくら
この大会は「ゴルフ場からチャリティーを」を掲げ、参加者が楽しみながらも特別な想いを持って臨む場として設計されています。競技形式はスクランブル方式で、プロ一名とアマチュア三名が一つのチームとなり、お互いの技術を尊重し合いながらゴルフを楽しみました。
大会の背景と意義
当法人は、難病に苦しむ子どもたちの支援が、本人だけでなくその家族全体に必要であると考えています。ただの支援ではなく、難病家族と支援者、寄付者が相互に応援し合う「相互成長モデル」を実践することを目指しています。
大会名の「HOPE IN ONE」は、個々の小さなアクションが大きな希望に繋がり、多くの人々が一つの希望を共有することを象徴しています。この大会は、単なるゴルフイベントではなく、家族、社会、そして参加者の“つながり”を意識する機会を提供しました。
開会の挨拶と参加者の交流
大会当日、青空の下での開会式が行われ、代表理事の大住力が挨拶しました。彼は、「今日ここに至るまで支えて下さった全ての方に感謝し、一日を楽しんでください」と参加者に呼びかけました。開会後、参加者全員が「ソコリキバッジ」を配布され、人間本来の力を象徴しました。
積極的な交流の場
プロゴルファーとのラウンドにより、参加者同士の自然な交流が促進され、和やかな雰囲気の中でプレーを楽しむことができました。特に14番ホールでは横峯プロによるニアピンチャレンジが行われ、参加者はプロと直接対峙し、特別な体験を共有しました。
アンバサダー横峯さくらプロの寄付への思い
横峯さくらプロは、母であり、チャリティーの意味についても深い思いを語りました。「難病と闘う子どもだけでなく、その家族も幸せになれるような取り組みが大切です」との言葉には、参加者に希望を与える力強さがありました。
ラウンド後のパーティーと表彰式
ラウンド終了後、参加者同士が交流する時間が設けられ、表彰式と特別オークションが行われました。優勝チームには、グリーンジャケットが授与され、会場は祝福に包まれました。
オークションでは、横峯プロのサイン入りアイテムや、出張演奏権が販売され、174万円という大きな額を集めることに成功しました。
自らの行動が希望に繋がることを実感
参加者の中には、自身も商業界で活躍する経営者がいて、「このようなイベントに参加することで、社会課題に目を向ける大切な機会を得ることができた」と感想を述べました。家族や絆の重要性を再確認し、多くの人々と共通のテーマで繋がる貴重な機会となったと語りました。
継続的なチャリティーへの展望
この大会は、第1回目にも関わらず多くの参加を得て成功を収めました。主催者は、定期的な開催を通じて、さらに多くの人々が「HOPE IN ONE」でつながり、支援の輪を広げていくことを目指しています。
特に、難病と向き合う子どもたちへの旅行支援や生活支援プログラムの実施に寄付金を活用する意向を示しており、さらなる社会貢献を誓っています。これからも、多くの希望を生み出す場として進化し続ける「LOVE FAMILY CHARITY CUP」の今後に期待が寄せられています。