長野のつがいけマウンテンリゾート、過去最高の受講者数を達成した理由とは

つがいけマウンテンリゾートの魅力

長野県に位置するつがいけマウンテンリゾートは、パウダースノー愛好者にとって憧れの地です。このスキーリゾートでは、質の高い雪と多彩なコースが揃い、初心者から上級者まで楽しめる環境が提供されています。特に、全14コースの中でも最長滑走距離5,000mを誇るのは、大きな魅力です。冬季営業は2025年5月6日までと長期間続くため、多くの訪問者を迎えています。

TSUGAPOW DBDの登場

このリゾートの中でも特筆すべきは、「TSUGAPOW DBD」と呼ばれる上級者向けの非圧雪エリアです。このエリアへのアクセスは、事前講習を受講し、認定を受けた者のみが可能で、腕章を装着した者だけが専用ゲートを通過できます。これは、安全管理の観点から、利用者に自然の地形を滑るという特別な体験を提供するための取り組みです。上級者にとって理想的な環境が整っており、深いパウダーと急斜面など、多様な地形が楽しめます。

TSUGAPOW DBDの歴史

TSUGAPOW DBDは、2016年に始まり、当初の602名から、今シーズンでは過去最高の受講者数9,893名を記録しました。このプログラムは、当初は安全管理上の課題からスタートしましたが、「規制よりも理解を」という理念のもとで進化を遂げました。スキー場開場前には、雪崩の流入を抑えるためにダイナマイトを用いたり、ツリーランエリアの開放や圧縮効果を利用した新しい取り組みが行われてきました。これにより、利用者自身が安全性を確保しながら滑走できる体制が整い、スキーヤーやスノーボーダーから高く評価されています。

今後の展開

TSUGAPOW DBDは、スキー・スノーボードファンにとって最高のエリアであり続けるために、さらなる進化を続けることが求められます。具体的には、海外へのプロモーション強化や、安全管理体制のさらなる向上が課題です。また、持続可能な運営方針も策定されており、スノーリゾートとしての成長を目指しています。

早春の楽しみ方

雪国観光を楽しむための「つがいけロープウェイ」が3月6日から運行開始します。標高1,800mまで一気に上昇し、美しい銀世界を堪能できます。春の訪れを感じつつ、バックカントリーやスノーシューなど、春の雪遊びが楽しめる絶好の機会です。さらに、「つがいけスノーウォール」という人気観光スポットもおすすめです。