Jackson®がデイヴ・デイヴィッドソンとコラボした新ギター発売
ジャクソン(Jackson®︎)は、エレキギター界で名高いデイヴ・デイヴィッドソンとのコラボレーションによるシグネイチャーモデル、『Pro Series Signature Dave Davidson Warrior™ WR7』を発表しました。デイヴは米国を拠点に活動するプログレッシブデスメタルバンド、Revocationのフロントマンであり、その卓越したギタープレイで知られています。
この新しいギターモデルは、スラッシュメタルやデスメタルに最適なさまざまな要素を取り入れ、高速かつテクニカルなプレイが可能なことを重視してデザインされています。ジャクソンの歴史の中で培われたメタルの精神を受け継ぎ、さらなるパワーとパフォーマンスを提供することを目的にしています。国内販売は2025年の6月頃を予定しています。
Warrior WR7の特徴
『Pro Series Signature Dave Davidson Warrior™ WR7』には二つのモデルがラインナップされています。一つはメイプル指板にブラック・ピラニア・トゥースのインレイを施した『MPL』、もう一つはエボニー指板にパーロイド・ピラニア・トゥースのインレイを用いた『E』です。それぞれがファラリイエローとファラリレッドのカラーリングで展開され、見た目にもインパクトがあります。
デイヴ・デイヴィッドソン自身も、ファンからの熱い反響を受けてこのシグネイチャーモデルを生み出すことに心を込めたと語っています。「カスタムショップでのモデルに対する反響がとても大きかった。だからこそ、今回のモデルが完成してとても嬉しい」と述べています。
独自のギターデザイン
このギターは、アイコニックなWarriorシェイプに加え、26.5インチスケールのニヤトーボディとメイプルスルーネックを特徴としています。特に、過酷な演奏やツアーを想定して設計されたネックは、グラファイト補強ロッドとスカーフジョイントを備えており、温度や湿度の変化に強くなっています。サテン仕上げのネックバックは、快適さとスムーズなプレイ感を実現し、演奏者にとってのストレスを軽減しています。
さらに、12〜16インチのコンパウンドラジアスが施されたメイプル指板は、ハイポジションでのソロプレイにも最適で、ローポジションからハイポジションまでの演奏性が優れています。
高性能なピックアップとトレモロ
デイヴの音楽スタイルを反映するカスタムDimarzio® Occult Classic™ピックアップが搭載され、豊かな音色を実現します。特に、タイトなローエンドからクリアなトーンまで幅広いレンジを提供するため、ギタリストに絶大な支持を得ることでしょう。
また、7弦仕様のFloyd Rose® 1000ダブルロッキングトレモロは、アグレッシブなアーミングを行ってもチューニングを崩さない優れた安定性を誇ります。シングルボリューム、トーン、3ウェイ・トグルスイッチなど、アーティストのプレイスタイルに合わせた機能も搭載されています。
Jackson社の取り組み
Jacksonのプロダクト・ディベロップメント・マネージャー、ピーター・ウィッチャーズは、「デイヴが求めていたのは超高速でパワフルなパフォーマンスを支えるギターでした」と説明しながら、「このモデルはただのギターに留まらず、ファステクニックを求めるプレイヤー襲つくためのデザインです」と自信を持って語っています。
さらに、シグネイチャーモデルを記念したスペシャル動画も2本公開されており、デイヴの演奏シーンやモデルの特長についてのインタビューが収められています。これらは、ギターの特性を深く知るための良い機会となることでしょう。
最後に
『Pro Series Signature Dave Davidson Warrior™ WR7』は、デイヴ・デイヴィッドソンが築いたメタルの新たな可能性を体現するモデルです。彼の熱い思いが詰まったこのギターは、ギタリストにとって欠かせない楽器となること間違いなしです。ギタリスト必見のこの新モデルは、音楽表現を広げる力を秘めています。