ヒュンメル、ケルンの歴史をユニフォームに込めて
デンマークのスポーツブランド、ヒュンメルが1. FC ケルンの2025/26シーズンの3rdユニフォームを発表しました。このユニフォームは、1. FC ケルンのクラブ設立77周年と、ケルンのシンボルであるケルン大聖堂の基礎石設置777周年を祝う特別なデザインとなっており、大聖堂の美しさをオマージュしています。
ケルン大聖堂の歴史的な意義
1248年8月15日に始まったケルン大聖堂の建設は、数世紀にわたる壮大な工程を経て1880年に完成。高くそびえるその姿は、ケルン市民にとっての誇りであり、不屈の精神を象徴しています。1. FCケルンのCEOフィリップ・リーゼンフェルト氏は、大聖堂がケルンの絆と伝統の象徴として、クラブの一員に身につけられることを誇りに思うというコメントを発表しています。
大聖堂の首席司祭であるロベルト・クライネ氏は、FCケルンへの愛と大聖堂への愛が人々を結びつける存在であると語り、この特別な日には大聖堂でエキュメニカル礼拝を行うことが知らせています。
ユニフォームのデザインと意図
今回のユニフォームは、ケルン大聖堂の建築様式からインスパイアを得たデザインが施されています。基調はシックなブラックで、エンボス加工により柱やゴシック様式の窓、ガーゴイルなどが詳細に表現されています。また、大聖堂のシルエットとともに、記念すべき日付が刻まれているのも特徴です。
大聖堂の保存支援
ユニフォームの販売収益は、1. FC ケルンがケルン大聖堂保存協会への支給に充てられ、その対象には77,777ユーロが寄付されます。これにより、クラブは地域の象徴とも言える大聖堂の保存活動に貢献します。
1. FCケルンの沿革とヒュンメルのブランド哲学
1. FCケルンは1948年に設立され、熱狂的なサポーターたちに支えられながらドイツブンデスリーガでの成功を収めてきました。特に、日本人選手の先駆者である奥寺康彦氏が在籍時にチームの二冠を果たしたことや、スローガン「SPÜRBAR ANDERS」を体現したユニークな運営が知られています。
ヒュンメルは、1923年にスポーツシーンに登場し、新たなスポーツ用具を提案し続けてきました。「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT」を理念に、ウンラブラックの技術に支えられながら、これからも人々をスポーツで結びつける存在であることを目指しています。
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