BASFが発表した2025-2026年自動車カラートレンドの詳細
BASFが示す2025-2026年自動車カラートレンド
BASFコーティングス(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、2025年から2026年にかけての自動車カラートレンド「DRIVING THE PROXY」を発表しました。このトレンドは、自動車デザインにおけるダイナミックな変化を反映しており、インスピレーションと感情がどのように結びついているのかを探求しています。特にサステナビリティや、日々進化する技術の影響を受けた新しいカラーが特徴です。
新しいカラーパレット
今回のコレクションは、全体で45色から成り、世界の3つの地域(EMEA、アジア太平洋、米州)の文化的、技術的な変化を反映しています。これらのカラーは、単に見た目の美しさだけではなく、視覚的な仕上がりや質感にもこだわりが見られます。
EMEA地域のカラー
「TESSERACT BLUE」は、豊かなブルーのトーンにグリーンとバイオレットのアクセントを持ったカラーです。この色は、知覚に訴える幾何学模様にインスパイアされています。BASFコーティングスのグローバル責任者、マーク・グートヤールは、気候変動や社会の動向を背景に、江別を埋める未来志向の色合いであると語っています。
アジア太平洋地域のカラー
「PHYGITAL MAGNETAR」は、温かみのあるメタリックな表現で、持続的なイノベーションと静かな外観を備えています。このカラーは、物理的世界とデジタル世界の融合を反映しており、イノベーションへの追求と穏やかさが両立しています。アジア太平洋地域のカラーデザイン責任者、松原千春氏は、これが新たなデザインの道を切り開くものだと述べています。
米州のカラー
「AUXETIC NEUTRAL」は、中立性を新たなデザインのステートメントとして掲げた深みのあるブラウンカラーです。グートヤール氏によれば、現代のデザインは個の表現ではなく、集団的な表現を重視する傾向にあり、こうしたカラーはその時代を反映しているとのことです。
市場への影響
BASFのカラーデザイナーたちは、毎年ファッション、消費者行動、そして自然界をも考慮しながら自動車のカラートレンドを策定しています。このコレクションから得られた洞察は、世界中の自動車メーカーによって将来のモデル開発にも活用される見込みです。特に、カラーの一部は早ければ2年以内に市場で見ることができると予測されています。
BASFは、イノベーションとサステナビリティの理念を持って、今後も新しいデザインの可能性を切り開いていくことでしょう。自動車の未来は、色彩によっても変わり得ることを示すプロジェクトとして、非常に興味深い展開が期待されます。さらに、過去に紹介された「BURSTING BLUE」のように、新しいカラーが市場で受け入れられることも多くなるでしょう。
このように、BASFのカラートレンドは、色彩だけでなく、文化や技術の進化を背景にした未来の自動車デザインを占う上での貴重な指標となっています。これからの自動車がどのようなカラーポレットを持つのか、期待が高まります。