卓球界の大きなパートナーシップ、バタフライとポルトガルナショナルチーム
卓球の人気ブランド「バタフライ」を展開する株式会社タマスは、ポルトガルの男女ナショナルチームとのスポンサーシップ契約を更新したことを発表しました。この契約は2017年に始まり、以来バタフライはチームに対して、ゲームシャツやトレーニングジャケット、卓球台など、さまざまなサポートを提供してきました。このような支援により、ポルトガルナショナルチームは国際舞台での競争力を高め、その活躍を支えてきました。
世界卓球選手権2024年の釜山大会では、ポルトガルの男子チームが見事にベスト8に進出しました。この成果は、フレイタス選手やアポロニア選手を含む、バタフライとアドバイザリー契約を結ぶ選手たちの活躍によるものです。彼らはいずれも国際大会での上位入賞経験を持ち、ヨーロッパ卓球界において屈指の才能を有しています。
フレイタス選手とアポロニア選手の活躍
フレイタス選手が世界卓球選手権において勝利を収めると、男子チームは歓喜の渦に包まれました。この成功は、チーム全体の士気を高め、さらなる成長を期待させるものです。バタフライは今後もポルトガルナショナルチームと共に、卓球の振興と普及活動に努めていく意向を示しています。
株式会社タマスの歴史
株式会社タマスは、1950年に卓球の全日本チャンピオン、田舛彦介によって創業されました。彼の「もっと良い卓球用具を作りたい」という熱意が、ブランドの原点となっています。バタフライブランドは、世界198の国と地域に展開され、その品質の高さとメイド・イン・ジャパンの信頼性で多くの選手から支持を受けています。実際、世界卓球選手権に出場する選手の半数以上がこのブランドを使用しています。
バタフライは単なる卓球用品の製造・販売にとどまらず、「Open the World」を合言葉に、卓球を通じて世界をもっと幸せにすることを目指しています。この理念は、ブランド名の由来にも表れており、「選手を花にたとえるならば、私たちはその花に仕える蝶でありたい」という深い思いが込められています。
卓球界でのバタフライのほんとうの価値は、ただの商業的成功ではなく、スポーツを通じた人々の絆を育むことにあるのかもしれません。これからも、バタフライとポルトガルナショナルチームの関係がどのように進展していくのか、目が離せません。