藤本タツキの初期の名作を基にしたアニメーション、「庭には二羽ニワトリがいた。」が正式にアヌシー国際アニメーション映画祭2026の「Midnight Short Film Competition」に選出され、その魅力を全国に届ける機会となりました。この映画祭は、1960年に創設されたアニメーション専門の国際映画祭であり、今年もフランスのアヌシーで数多くの作品が上映される予定です。
この作品は、藤本タツキが漫画賞に初めて投稿した短編をアニメ化したもので、2025年に「藤本タツキ 17-26」というコンセプトのもとに公開されました。このプロジェクトでは、8つの作品が異なる監督とアニメーションスタジオによって一つの世界観で創り上げられ、Prime Videoでの配信初日にランキング1位を獲得するという快挙を成し遂げました。「庭には二羽ニワトリがいた。」はその中でも特に注目されている作品であり、国内外の映画祭でも評価が高まっています。
ストーリーは、宇宙人との戦争に敗れた地球を舞台に、宇宙人の学生・陽平が二羽のニワトリの世話を任される日常を描いています。しかし、そのニワトリたちには秘密が隠されており、物語が進むにつれて徐々に謎が明かされていくというスリリングな展開が特徴です。監督を務めるのは長屋誠志郎氏で、キャラクターデザインはもああんが担当。アニメーション制作はZEXCSが行い、声優陣には小野賢章や桜井しおんなどが名を連ねています。
長屋監督はアヌシーの素晴らしい舞台で本作が上映されることに対し、感謝の意を示しつつ、制作を振り返り「こんな結果になるとは思わなかった」とその喜びを語っています。スタッフやキャストへの感謝の気持ちを述べつつ、今後の作品作りへの意欲をも感じさせるコメントが印象的です。
このような素晴らしい機会を得た「庭には二羽ニワトリがいた。」は、ただの短編アニメではなく、藤本タツキが持つ独自の感性を存分に表現した作品となっています。アヌシー国際アニメーション映画祭は、ジャンルに縛られない自由な表現を重視した作品を集めるため、「Midnight Short Film Competition」ではホラーやスリラーといった独創的な分野に特化しています。これに選出されること自体が大きな名誉であり、作品がグローバルに認められる絶好のチャンスといえるでしょう。
今後もエイベックス・ピクチャーズは、多様な地域や分野で愛されるアニメや映像作品の制作に力を入れ、その魅力を世界中に発信していくことを目指しています。このアニメーション作品をきっかけに、藤本タツキの世界観や他の作品も再評価されることが期待されます。ぜひ、この機会に「庭には二羽ニワトリがいた。」を観る機会を逃さず、アニメの新たな魅力を感じてみてはいかがでしょうか。お問い合わせや詳しい情報については、公式サイトをぜひ訪れてみてください。