長谷川寧とホリプロインターナショナルが提携、アジアを舞台に新たな挑戦へ

長谷川寧とホリプロインターナショナルの新たな業務提携

最近、作家、演出家、振付家、そしてパフォーマーの長谷川寧（はせがわねい）が株式会社ホリプロインターナショナルと業務提携を結ぶことが発表されました。この提携は、彼の国内外での活動をさらに推進する重要なステップとなることでしょう。

長谷川寧の経歴と活動

長谷川寧は2003年に冨士山アネットを結成し、代表として様々なジャンルのコラボレーションを通じて作品の本質に迫る「疑・ジャンル」をテーマとしています。現代演劇やミュージカル、オペラ、ダンス、ファッション、映像などに幅広く関わり、常に新たな表現を追求してきました。近年、彼は国際的な舞台にも進出し、2016年の作品［Attack On Dance］では北京、サンパウロ、横浜での滞在制作作品を発表しています。

特に2018年以降は、中国・上海にてミュージカルの演出や振付を手掛けだし、上演された作品「白夜行」や「人間失格」は高い評価を受けています。これらの作品は現在も中国で巡演しており、2023年の北京・天橋音楽劇年度盛典では多くの受賞を果たしています。

業務提携の意義

この度の業務提携に際し、長谷川氏は「近年は海外での作品制作が多く、様々な課題に直面している中で、ホリプロインターナショナル様と手を組むことができ、非常に感謝しています。国内での活動も引き続き行いますが、海外での活動を強化するために共に進んでいきたい」とコメントしています。

ホリプロインターナショナルは「世界に通用するスペシャリストの創出」を企業理念に掲げ、タレントや音楽家の育成、マネジメントを行っています。この提携が長谷川氏の活動にとって大きな推進力となることは間違いありません。

長谷川寧の作品と受賞歴

長谷川氏の代表作には、先述の「人間失格」があり、2024年度の中国ミュージカル協会年度式典では最優秀オリジナルミュージカル賞や演出家賞を受賞するなど、その実力は評価されています。また、2024年には音楽・ウィリアム・ルソーによる「インファナル・アフェア」が上海大劇院にて好評を博しており、国内外の舞台での確固たる地位を築いています。

未来への展望

長谷川寧の今後の活動は、国内外問わず新たなアジアのミュージカル・舞台芸術の未来を描く大きな期待が寄せられています。彼の柔軟かつ独創的な発想が、これからも多くの作品に新しい風を吹き込むことでしょう。ホリプロインターナショナルとの連携により、さらなる進化を遂げることが期待されます。

長谷川氏の今後の挑戦に、私たちも注目していきたいですね。