村越弘明の音楽と人生が紡ぐ物語
2025年4月23日(水)、待望の書籍『村越弘明 詩・写真集 真夜中の太陽』が発売される。この作品は、伝説のロックバンドTHE STREET SLIDERSの奇跡的なバックグラウンドと、村越弘明のソロ活動を網羅する特別な内容になっている。著者自身の歌詞113曲を収めた詩と、約40年の音楽キャリアを映し出す貴重な写真が融合したこの一冊は、ファン必携のアイテムだ。
内容の魅力
本書の特色は、村越の音楽的な歩みと言葉を多角的に捉えている点だ。特に、約3万字にわたるロングインタビューでは、彼の幼少期から音楽との出会い、THE STREET SLIDERSの設立から解散、さらにソロ活動に至るまで、これまで明かされなかった事実が語られる。聴衆にとって、彼の人生に触れることのできる貴重な機会だ。
ギャラリー・ライティング
また、詩のセクションでは、THE STREET SLIDERSとソロ名義での楽曲から厳選された113曲の歌詞を掲載している。さらに、写真家三浦麻旅子氏が1983年から収めた村越の数々のショットが、読者の心をつかむビジュアルとして展開される。彼の表情、動き、音楽が生き生きと写し出されており、まるで時代を超えた空間に彼が存在しているような感覚を味わうことができる。
ディスコグラフィーと自身の言葉で
さらに、DISC部門では、THE STREET SLIDERSのアルバム10枚とソロアルバム7枚について、本人の解説を通して音楽を深く理解することができる。各アルバムに込められた思いや制作秘話が語られることで、ファンは音楽に対する認識を新たにすることができる。
推薦の言葉
この新しい詩・写真集を推奨する声も多く、宮本浩次氏は「ハリーの歌詞には男の弱さややるせなさが凛々しく描かれている。私も彼の歌が大好きだ」と述べる。この言葉に、村越の魅力が凝縮されている。
書誌情報と著者の軌跡
本書はA5判上製で、272ページに渡り、定価3960円(税別)で販売される。村越弘明は、1959年に東京都で生まれ、THE STREET SLIDERSの創立者として知られるミュージシャンであり、彼の音楽は国境を越え多くのリスナーに愛され続けている。今年は特に、バンドのデビュー40周年を記念する再集結ライブが大きな注目を集め、村越の存在感を改めて証明した。
まとめ
『村越弘明 詩・写真集 真夜中の太陽』は、彼の音楽と人生の深い結びつきを示し、ファンだけでなく新しいリスナーにも楽しめる一冊となるだろう。発売日を心待ちにしながら、彼の作品に触れてみることをお勧めする。