島根出身のシンガーこはる、待望の新曲『渡り鳥』配信開始
島根県出身の18歳、シンガーソングライターのこはるがその新作『渡り鳥』をリリース。沖縄に移住し、音楽に情熱を注いできた彼女の思いが詰まった楽曲となっています。初めて作詞作曲した曲が沖縄のCMソングに採用され、その後、本格的に音楽活動を志し、今年春には上京。音楽フェス「閃光ライオット2025」では三次審査まで進出した実力の持ち主です。
新曲『渡り鳥』の魅力
新曲『渡り鳥』は、キャッチーなメロディと情緒に富んだ深い歌声が特徴です。広がりを持つストリングスと印象的なフルートが絡み合い、爽やかでありながらドラマティックな曲に仕上がっています。上京後の葛藤とともに、夢と現実のギャップを描いており、幅広い世代のリスナーから共感を呼ぶ内容となっています。楽曲のテーマには「痛みを抱えながら新たな空へ飛び立つ」というメッセージが込められており、過去の自分を受け入れ新たな出発を促す内容です。
MVは同郷の17歳クリエイター篠原湊翔(MINATO)によって制作され、島根の美しい自然も取り入れられています。撮影地としては、神話の舞台として名高い稲佐の浜や島根県指定天然記念物の金言寺の大イチョウが選ばれ、映像美を引き立てています。この映像は、特にこはる自身の心の内側、すなわち過去の自分との対話に焦点を当てています。
こはると共に作り上げた作品
MVに登場するキャストの一人に、こはると同じく島根出身のシンガーソングライターAIKI KAWATSUが参加しており、同世代のアーティストとクリエイターによって、この作品は完成しました。彼の参加により、楽曲のメッセージがさらに強まり、より深い感情を生み出しています。両者のパフォーマンスは、感動的なコラボレーションを生み出し、観る者の心に響きます。
こはると篠原 湊翔の思い
こはるは、過去の出来事が今の自分を形作る重要な要素であることを強調し、視聴者に過去と向き合うことの重要性を伝えています。こはる自身が積み重ねてきた経験や心の痛みが、この楽曲に色濃く反映されています。
一方、映像のドキュメンタリー的な質感を大切にした篠原は、記憶の奥にあるぼんやりとした風景を表現することで、視聴者に感情を呼び起こすことを目指しています。彼は、こはるの音楽が誰かの新しい一歩につながることを願っています。
未来へのメッセージ
この『渡り鳥』は、現代を生きるすべての人に向けた、再び歩き出す勇気を与える楽曲です。こはるが故郷・島根を背負って制作したこの新曲は、彼女自身の音楽の成長を象徴しているだけでなく、多くの人々の心に寄り添う作品として記憶に残ることでしょう。新しい挑戦と成長の象徴であるこの楽曲を、ぜひ楽しんで聴いてみてはいかがでしょうか。