アスリート委員会設立
2025-02-26 18:41:43

新たなレースの未来を築く「アスリート委員会」設立と山本尚貴氏の就任

新たな一歩を踏み出すスーパーフォーミュラ



世界最高峰のフォーミュラカーレースである全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)が、新しいレース運営体制を構築するための重要なステップを踏み出しました。その名も「アスリート委員会」。この新組織は、選手の声を直接反映させることを目的として設立され、初代委員長には昨年現役を引退したトップドライバーの山本尚貴氏が就任したことが発表されました。

アスリート委員会設立の背景



株式会社日本レースプロモーション(JRP)の2月25日(火)に行われた定時取締役会では、アスリート委員会の設立が承認されました。これまでも選手同士の意見交換の場として「FRDA(選手会)」が存在しましたが、アスリート委員会はこれをさらに一歩進め、JRPと連携しながらドライバーの意見をよりしっかりと聞くための組織です。運営の透明性を高め、ファンの期待に応えるために、選手たちが積極的に関与することが求められています。

山本尚貴氏の抱負



山本氏は委員長就任に際し、以下のようにコメントしています。「モータースポーツ界でまだ認知が薄いアスリート委員会ですが、私たちドライバーとJRP、それに関わる全ての人々と一緒に、安全で魅力的なレース環境を作り上げていきたい。ファンの応援に応えるため、私の経験を活かしてスーパーフォーミュラのドライバーの地位向上にも貢献していきます。」

JRPの期待とビジョン



JRPの上野社長は、新委員会に対して期待を寄せています。スーパーフォーミュラの魅力を高め、子供たちにとっての憧れのドライバー像を構築することが義務であるとし、委員会の役割の重要性を強調しました。「選手の声を大切にし、ファンも巻き込んだ活動を通じて、より魅力的なレースを共に創造していきたい」と語りました。この意思は、モータースポーツ界で持続的な発展をもたらす原動力となるでしょう。

未来への大いなる期待



アスリート委員会の設立を契機に、SUPER FORMULAは今後も選手とファン、そして関係者全員が一体となって、安全で魅力的なレースを目指します。山本氏を筆頭に、選手たちの声がどのように形になっていくのか、その動向から目が離せません。モータースポーツに新しい風を吹き込み、魅力的な未来を創造するための第一歩が今、動き出しました。


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