FL-UXがオフライン機能を追加!映像分析がより便利に
RUN.EDGE株式会社が開発したプレー映像編集・分析アプリケーション「FL-UX(フラックス)」が大幅な機能改善を果たしました。このアップデートにより、ネットワーク環境が不安定な地域でも、よりスムーズに映像の編集や分析が行えるようになります。特に中南米やアフリカなど、インフラが十分に整っていない地域への展開にも弾みをつける一手となるでしょう。
FL-UXの人気と展開
FL-UXは、プロチームやアマチュアチームを合わせて300以上のチームに利用されており、特に中南米のサッカーチームでの導入が進んでいます。メキシコの「PUMAS UNAM」や「Atlético de San Luis」、米国の「Monterey Bay Football Club」など、名だたるクラブにも定評があります。しかし、これまでネットワークが整備されていない地域では、FL-UXの利用が難しいという課題を抱えていました。
新機能の概要
今回のアップデートで登場した「オフライン分析機能(PC版)」は、移動中の編集や分析を可能にします。ユーザーは、練習や試合の後すぐに必要な映像を編集し、チームメンバーと共有できるため、より迅速な戦術分析が可能になります。また、オンラインとオフライン環境はシームレスに連携し、どちらの環境ででも映像分析を続けられます。
移動中の動画編集と効率的な共有
1.
動画編集・分析をいつでもどこでも
オフライン機能を利用することで、ネットワークが無くても移動中に動画の編集や映像分析が行えます。これにより、チームメンバーは練習や試合のフィードバックを即座に受け取ることができるため、戦術やパフォーマンスの改善に大いに役立ちます。
2.
オンライン・オフライン環境の連携
オフラインで分析した試合内容は、オンラインに接続した際にアップロードすることで、引き続き分析が可能です。これにより、移動中に行う動画編集と映像分析の作業が効率よく進められる仕組みが整いました。ユーザーは自身が持つ動画を瞬時に解析できるため、あらゆる環境で柔軟な対応が可能です。
さらなる展開への期待
RUN.EDGEでは、今後もFL-UXの機能アップデートを重ねて、さらなる利便性向上に努めていくとしています。映像分析技術を通して、スポーツ選手の思考能力や分析力を高め、競技力の向上や新たな価値創出に貢献することを目指しています。ユーザーはこれからもFL-UXを利用して、スポーツにおける新しい体験を実現することができるでしょう。
詳細なアップデート内容については、
FL-UX サポートサイトをご覧ください。
RUN.EDGEについて
RUN.EDGEは2018年に富士通からスピンオフした映像技術のスタートアップであり、映像分析技術を駆使して新しい文化や体験を創出しています。特に野球チーム向けの「PITCHBASE」は高いシェアを誇り、FL-UXも国内外での利用が広がっています。これからもRUN.EDGEの技術革新から目が離せません。