ファミリーマートが取り組む!子どもたちへの防災教育と食育の実践
ファミリーマートは、地域の安心と安全を考えた取り組みの一環として、2025年9月26日に東京都足立区の本木東町店にて「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」を開催しました。この活動は、同社と公益社団法人セーブ・ザ・チルドレンとの連携によるもので、子どもたちに防災教育を伝える重要なイベントです。
防災教育の必要性
▲最近、自然災害が頻発する中、こどもたちの防災意識を育てることが迫られています。実際、多くの保護者が「子どもの防災意識が低い」と感じています。この時代、ただ知識を詰め込むだけでは不十分です。2024年に発生した能登半島地震の際には、子どもたちが「もっと備える必要がある」と実感した声も多く聞かれました。
この状況を受けて、ファミリーマートは「生きる力」を育むため、実践的な防災教育を求めています。2015年から続く「ファミマこども食堂」では、親子で楽しみながら学べる場を提供しています。
ワークショップの内容
この日のイベントには、地元に住む親子14名が参加しました。まずはセーブ・ザ・チルドレンのスタッフと共に大きな非常用持ち出し袋の中身を確認し「これは何に使うのか?」と、実際の道具について学びました。続いて、子どもたち自身が必要なものを考える時間も設けられ、実際に店内の商品を見て感想を述べました。
そして、印象的なのは新聞紙を使ったお椀作り。昨年の好評を受け、今年は工夫を凝らし、お椀の形に挑戦しました。そのお椀に盛りつけたのは、ファミリーマートの人気商品「ファミチキ」。災害時でも美味しい食事が楽しめることを、子どもたちは体験を通じて学びました。
お仕事体験と交流会
ワークショップの後は、ファミリーマートの店舗でのお仕事体験も行われました。子どもたちはレジの前に立ち、緊張した面持ちで「ピッ!」とバーコードを読み取ると歓声が上がりました。商品の陳列を助けるなどの体験を通じて、普段は見られない店舗の裏側を探検し、新しい発見が多い時間となりました。
最後には、店舗のイートインスペースを利用したお食事会が開かれました。こどもたちは今日の体験を皆で語り合い、和やかな雰囲気で交流を深めました。参加者からは満足の声が多数寄せられ、親子での良い思い出に間違いなくなったようです。
関係者の声
関係者からは、セーブ・ザ・チルドレンのスタッフが「このワークショップを通じて、子どもたちが防災を『自分ごと』として捉えることができた」と述べており、自由な発想が周囲の大人にも新たな気づきを与える場となったとコメントしています。
参加した親御さんの中には「非常用持ち出し袋を自分で考える機会がなかったので、非常に勉強になった」との感想もあり、地域での学びの重要性が再認識されました。
このような取り組みを通じて、ファミリーマートは地域の子どもたちに防災教育と食育を楽しく提供し、次世代の安全意識の醸成に寄与していくでしょう。ファミリーマートの今後の活動にも目が離せません。