メットライフ生命が子どもたちへ音楽の楽しみを届けるプロジェクト

メットライフ生命が音楽の力で子どもたちの未来を支援

日本の子どもたちを取り巻く環境は急速に変化しています。そんな中、メットライフ生命保険株式会社は「100万人のクラシックライブ」に協賛し、全国の子どもたちに音楽の楽しみを届ける新たなプロジェクトを開始します。この取り組みは、2025年8月から12月末にかけて、全国の30カ所の子ども向け施設でミニライブを開催し、プロの演奏家による生演奏を通じて、子どもたちの心の健康づくりを目指すものです。

このプロジェクトの背後には、少子化の進行や、子どもたちのメンタルヘルスに関する問題があるとされています。OECDが実施した世界的な学力調査によると、芸術や文化に触れることが、子どもたちの感受性や共感力を高め、創造性や学習意欲の向上に寄与することが示されています。特にクラシック音楽は、非日常の体験を提供し、子どもたちの心を豊かにする貴重な機会です。

日本には家庭環境や地域によって、子どもたちの文化芸術体験に大きな格差があります。メットライフ生命は、この格差を解消するため、2022年から4年間にわたり、このプロジェクトを支援し続けています。この活動は、同社のサステナビリティ戦略の一環として、豊かな地域社会を創造することを目的としています。

具体的には、全国の子ども食堂や学習支援拠点、児童養護施設などでライブを行い、プロ演奏家とのふれあいを通じて子どもたちの心を豊かにすることを目指しています。音楽が持つ癒しの力を活かし、仲間との絆を深め、学ぶ意欲を引き出すことが期待されています。

「ともに歩んでゆく。よりたしかな未来に向けて」というパーパスを掲げるメットライフ生命は、持続可能性を考慮した事業運営に取り組んでいます。そして、子どもたちの心の成長をサポートするため、音楽教育や文化芸術体験の機会を提供し、より良い未来を築いていくことを心掛けています。

このプロジェクトは、一般財団法人100万人のクラシックライブによって実施されますが、同団体は2014年から活動を開始し、クラシック音楽を通じた感動の共有や地域コミュニティの活性化を目指しています。2025年には、全国で5300回以上のライブを開催し、特に社会的な支援が必要な子どもたちに向けて841回のライブを行ってきた実績があります。

メットライフ生命が協力するこのプロジェクトは、音楽を通じて子どもたちの心を豊かにし、健やかな成長を支える一助となるでしょう。誰もが音楽による感動を体験できる社会づくりを、これからも目指していきたいと考えています。