令和7年度金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会、福岡で開催
柔道と剣道の伝説を持つ大会、令和7年度金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会が、福岡市の照葉積水ハウスアリーナにて今年も開催されます。7月22日から29日までの一週間、全国の高校柔剣道選手約10,000人が集結し、熱い戦いが繰り広げられます。
大会の歴史と特徴
この大会は、1916年に始まり、戦争や新型コロナウイルスの影響を受け念願の再開を果たしました。「抜き勝負」というユニークなフォーマットが最大の魅力です。試合形式は団体戦ですが、選手一人が複数の相手を次々に打破し勝ち進むことができるため、さまざまな逆転劇や名場面が生まれます。これによって、選手には「5人抜き」「10人抜き」といった表彰が与えられ、勝ち進むことが名誉となります。
この大会はオープントーナメント形式を採用し、予選を行わないため、各地からの参加者が直接対決を楽しむことができます。特に注目すべきは、金鷲旗の参加校が442校(男子291校・女子151校)、玉竜旗が876校(男子505校・女子371校)という圧倒的な数です。国内外からの参加者によって、さらなる刺激と新たな発見が期待されています。
開催概要
金鷲旗高校柔道大会
- - 会期: 7月22日(火)女子、23日(水)男子、24日(木)男子
- - 主催: 西日本新聞社、九州柔道協会
- - 公式サイト: 金鷲旗HP
玉竜旗高校剣道大会
- - 会期: 7月25日(金)女子、26日(土)女子、27日(日)男子、29日(月)男子
- - 主催: 西日本新聞社、九州剣道連盟
- - 公式サイト: 玉竜旗HP
チケットについて
大会公式ウェブサイトからチケットを購入できます。一般が1,200円、高校生800円、中学生以下は無料となっています。販売開始は金鷲旗が7月12日、玉竜旗が7月13日からです。
人気コンテンツのライブ配信
また、試合は全て無料でYouTubeでライブ配信されます。会場に足を運びづらい方でも、臨場感を味わいながら応援できる絶好の機会です。
【YouTubeチャンネル】→
西スポ動画
アートと音楽のコラボ
大会のメインビジュアルは、著名な墨絵アーティスト西元祐貴氏が手掛けています。彼の作品は伝統と革新を融合させ、迫力と美を兼ね備えた仕上がりとなっています。
さらに、金鷲旗大会の公式応援ソングには浦田兄弟の「LET’S GET STARTED」が選ばれ、決勝戦前にはスペシャルライブも予定されています。これにより、会場の熱気は更に高まりそうです。
スペシャルアンバサダーの導入
今年から大会を盛り上げるために、さまざまな著名人がスペシャルアンバサダーに就任しています。金鷲旗のアンバサダーには穴井隆将氏、玉竜旗には佐藤あかり氏が選出され、彼らの応援も受けながら熱戦が繰り広げられることとなります。
柔道クリニックの開催
初の試みとして、「Together, We Grow! 金鷲旗柔道クリニック」も実施されます。これは、全日本柔道連盟が協力し、全国の高校柔道部員に最先端の技術や考え方に触れることができる貴重な機会を提供するものです。豪華講師陣による指導のもと、選手たちの成長が期待されます。
期待の高まる大会に注目
今大会は、選手たちの努力と情熱が一堂に集結します。高校生たちの夢の舞台で行われる感動的な瞬間を、会場またはオンラインでぜひご覧いただき、選手たちを応援してください。