パナソニックが業務車用鉛蓄電池価格を来春改訂、背景に原料高騰
パナソニックが業務車用鉛蓄電池の価格改定を発表
2025年4月1日から、パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社が提供する業務車用鉛蓄電池(補修用)の価格が改訂されることが発表されました。この度の変更は、主に原材料や物流コストの高騰が影響しておりまして、改定後の価格は現行価格の約+10~15%となる見通しです。
原料価格の影響
パナソニックの公式発表によれば、鉛を主原料とする自動車用鉛蓄電池の原材料費が長期的に高止まりしていることが原因の一つです。特に、原油価格の高騰は、資材費や光熱費、物流費の上昇を招き、その結果、企業が直面するコストも増大しています。
企業の取り組み
パナソニック オートモーティブシステムズでは、コスト削減に向けた様々な取り組みを行っていますが、企業努力だけではコストを完全に吸収することが難しい状況が続いています。そこで、この度価格改定の決定となったとのことです。今後も、お客様に満足いただける製品を提供するため、引き続きコスト削減を進めてまいります。
改定対象商品
価格改定の対象となるのは、業務車用鉛蓄電池(補修用)全商品のラインナップです。改定後の価格については、小売店の設定によるため、具体的な金額は店頭で確認する必要があります。
実施時期とお問い合わせ
新しい価格は、2025年4月1日以降のお届け分から適用されます。詳細な情報や質問などがある場合は、パナソニック カーエレクトロニクス株式会社のセールス事業統括部までお問い合わせください。電話番号は050-3734-6002で、受付時間は平日9:30から17:30となっています。
結論
この価格改定は、経済情勢や原材料費の変動を反映した、致し方ない決定と言えるでしょう。パナソニックの製品は信頼性が高く、業務車の運営において重要な役割を果たしています。今後も適正価格での提供と継続的な品質向上に努めていくことを期待したいものです。