大会球発表会レポート
2025-05-30 13:52:36

木下グループジャパンオープンテニス大会球発表会の模様をレポート

木下グループジャパンオープンテニスオフィシャル大会球決定発表会



2025年に開催される「木下グループジャパンオープンテニス」をはじめとするATPツアーアジアの主要大会において、ヨネックス株式会社のテニスボール「ツアープラチナム」が正式にオフィシャル大会球に採用されることが発表されました。この記念すべき発表会は、2025年5月22日に行われ、トーナメントディレクターの甘露寺重房氏、元プロテニス選手の辻野隆三氏、そしてヨネックスの代表取締役社長、アリサ ヨネヤマ氏が登壇し、トークセッションが繰り広げられました。

対象大会


  • - ロレックス上海マスターズ(ATP M1000/中国)
  • - 木下グループジャパンオープン(ATP500/日本)
  • - 成都オープン(ATP250/中国)

男子プロテニスプレーヤーのランキングは、ATPの公式戦の結果やグランドスラムの成績によって決まります。その中でも、「ツアープラチナム」がオフィシャル大会球に選ばれたことは、選手たちにとって重要な意味を持ちます。特に、選手が使用するボールが大会ごとに異なってしまうことは、肩や肘、手首等への負担を引き起こし、不安定なプレーに繋がる可能性があります。

ATPは、選手のプレーの質を向上させるため、2025年からのボールの統一を決定しました。入札を経て、竿を投じたのはヨネックスへと決まり、2025年から2028年まで成都オープンや木下グループジャパンオープンテニス、ロレックス上海マスターズで「ツアープラチナム」が使用されることが決まりました。

選手たちの期待


辻野氏は選手たちの声を引き合いに出し、「ボールの統一がもたらす効果へ期待を寄せています。多くの選手が均一なボールを強く求めており、怪我の防止にも寄与するため、パフォーマンスの安定度が向上するでしょう」と語りました。この意見は、テニスにおける技術的な側面でも非常に重要です。

甘露寺氏も同様の立場から、「ボールの違いが選手のパフォーマンスに影響を与えることを考えると、今回のボールの統一は選手たちの強い要望に基づいて重要な変化」と述べ、選手が最高のプレーを発揮できる環境整備の必要性を強調しました。

今年の「木下グループジャパンオープンテニス」にも様々な期待が寄せられています。特にスペインから初来日するカルロス・アルカラス選手への関心は大きく、観客が楽しみにしていることは間違いありません。両氏は、テニスの試合だけでなく、会場全体の雰囲気も楽しんでもらうことの重要性を訴えています。

ツアープラチナムボールとは


「ツアープラチナム」は、ITFおよびJTAの公認球として、国内外で高い信頼を得ています。その特徴として、安定したリバウンド性能があり、柔らかい打球感と高いコントロール性能を提供します。これは、タイに位置する自社工場で製造され、100項目以上の性能試験を経て品質が管理されています。

製品情報:
  • - 品番: TB-TPL2P(2個入缶)/TB-TPL4P(4個入ペット缶)
  • - 素材: フェルト (ウール+合成繊維)、コア (天然ゴム)

購入リンク - TB-TPL2P
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採用実績


2024年度には、海外の大会や国内の多くの大会での採用実績があります。特に成都オープンや東レ パン パシフィック オープンなど、そうそうたる大会で使用されるのが魅力です。

重房氏と隆三氏の言葉には、選手としての経験に基づく信頼と期待が込められ、「ツアープラチナム」にかける意気込みが感じられます。テニスの未来に希望を抱く彼らの姿は、選手たちがより良い環境でプレーできる日々を期待させます。


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