歌舞伎の未来を担う八代目と六代目のドキュメンタリー放送決定

歌舞伎界の新たな歩みを描く特別ドキュメンタリー

2025年8月17日(日)に放送される特別ドキュメンタリー『伝統と革新蒼き想い～八代目尾上菊五郎六代目尾上菊之助重責と覚悟の１２０日～』は、歌舞伎の名門音羽屋における重要な襲名を深く掘り下げます。この番組では、八代目尾上菊五郎と六代目尾上菊之助という二人の菊五郎が共演し、歌舞伎業界の未来に向けた彼らの覚悟と情熱を伝えます。

ナレーションに吉田鋼太郎

番組のナレーションを担うのは、俳優としても輝かしい業績を持つ吉田鋼太郎。彼は2000年に蜷川幸雄演出の舞台「グリークス」で八代目尾上菊五郎と共演して以来、25年ぶりに再会することになります。この特別なコラボレーションでは、歌舞伎とシェイクスピアの融合についての吉田の見解が、視聴者の心を捉えることでしょう。

襲名披露の舞台裏に密着

約300年の伝統を誇る音羽屋から継承される八代目菊五郎。彼は父から託された重責を思い、歴史的な襲名披露公演の準備を重ね、観客に自らの「菊五郎像」を示そうと奮闘しています。また、息子である六代目菊之助は、わずか11歳での襲名に向けた厳しい稽古に臨み、伝統と共に育まれる親子の絆を感じさせる瞬間が描かれます。

歴史的演目に挑む

番組では、映画「国宝」にも登場した『京鹿子娘道成寺』や『弁天娘女男白浪』、さらに親子の絆を象徴する『連獅子』の稽古から本番までをドキュメンタリーの形で追いかけます。歌舞伎の初心者も熟練者も楽しめる内容となっており、彼らの情熱がどのように舞台上で花開くか、その様子を目の当たりにすることができます。

放送情報とキャンペーン

この貴重な番組は、2025年8月17日(日)21:30からチャンネル銀河で放送され、さらに8月27日(水)にリピート放送も予定されています。感動的な内容を記念して、八代目と六代目の直筆サインを抽選で5名様にプレゼントするキャンペーンも行われます。応募は2025年8月5日(火)から8月31日(日)まで、チャンネル銀河公式サイトで受け付けています。