子どもたちに夢を!高橋駿太さんが導くサッカー教室の魅力とは
11月9日、富山県総合運動公園陸上競技場で、子どもたちがプロの世界を体験できる特別なイベント「ドコモ未来フィールド」が開催されました。このプロジェクトは、J2リーグの「カターレ富山」の協力を得て続々と展開されているもので、今回も多くの小学生とその保護者が参加しました。
夢が育まれる特別な一日
このイベントは、子どもたちにプロの世界を通じて学びや夢を見つける場を提供することを目的としています。「ドコモ未来プロジェクト」において「未来ミュージアム」や「未来ラボ」と共に位置づけられた「未来フィールド」は、多様なプロフェッショナルたちと触れ合う機会を創出しています。これまでに科学博物館や音楽団、ボクシングジムなどとのコラボも進められており、幅広い分野からのアプローチが注目されています。
午前中のセッションでは、抽選で選ばれた46組の親子が参加し、スタジアム見学ツアーが行われました。普段は立ち入ることができない「ロッカールーム」や「記者会見室」、「ラウンジ」を訪れ、選手たちが使用するユニフォームやシートに直接触れたことで、プロ選手の気分を味わうことができました。その後の食育セミナーでは、食の重要性について学び、提供された「アカデミーカレー」を美味しく楽しむ姿が見られました。
プロを間近で感じる午後
午後の部では、選手たちの練習を間近で見る貴重な時間が設けられました。あいにくの雨にもかかわらず、子どもたちは真剣なまなざしでプロの技術を目に焼き付けていました。その後、実際の試合でカターレ富山とサガン鳥栖戦の観戦が行われ、観客の熱気に包まれた中、富山チームが見事に勝利を収めました。
試合後は、元カターレ富山の選手・高橋駿太さんをゲストに迎えたサッカー教室が行われました。子どもたちはプロの指導を受けながら練習し、なおかつ質問する時間も設けられ、高橋さんのアドバイスに真剣に耳を傾けている姿が印象的でした。強い憧れを抱きながらも楽しみながらプロの技を学ぶ姿は、まさに次世代の選手たちを育てる理念そのものでした。
臨場感あふれる教室
サッカー教室では、高橋さんと共に元プロフットボール選手やスクールコーチたちが一緒にチームを組み、楽しく、かつ真剣にサッカーを教えてくれる各種ドリルや試合形式での実践が行われました。雨が上がり、子どもたちの笑顔も戻ってきたのが印象的です。最後には全員での集合写真撮影を行い、思い出を形にしました。
未来を育むプロジェクト
このような素晴らしい経験を通じて、子どもたちはプロの世界を心豊かに感じ取ることができ、さらには自分の夢を見つめ直し、新しい目標を持つことができたのではないでしょうか。
「ドコモ未来フィールド」は、これからも様々なプロの体験を提供し続け、地域の子どもたちに夢の成長を促す場であり続けることでしょう。