2024年12月29日(日)と2025年1月5日(日)に放送予定の『コシノジュンコMASACA』は、特別なゲストとして浮世絵の伝道師、牧野健太郎さんを迎えます。牧野さんは、日本ユネスコ協会連盟の個人会員であり、さらには東横インの顧問も務めています。そして、ボストン美術館との共同制作による浮世絵デジタル化プロジェクトで日本側の責任者としても活躍されています。
この特別な放送では、牧野健太郎さんの最新著書『ぶらり謎解き浮世絵さんぽ』を基に、浮世絵の魅力やデジタル化によって明らかになった江戸時代の暮らしについて深く掘り下げていきます。浮世絵とは何か?どのように江戸時代との関わりを持っているのか?牧野さんの独自の視点を通して、これらの質問に対する答えが明らかになります。
また、ボストン美術館で所蔵されている「スポルディング浮世絵コレクション」についても触れ、この貴重なコレクションがどのように保存され、どんな価値を持っているのかという点に焦点を当てます。浮世絵には多くの轍が詰まっており、それぞれの作品には独自の物語が存在しています。特に牧野さんが愛する歌川広重の「名所江戸百景浅草田圃酉の町詣」を深読みすることで、浮世絵の背景や江戸の文化の理解がさらに深まります。
『コシノジュンコMASACA』は、ファッションデザイナーのコシノジュンコが様々な分野の一流をゲストに迎え、人と人との結びつきを発見し共感を広げる30分番組です。放送は毎週日曜日、午後5時から5時30分の間で行われます。番組の公式HPでは、過去の放送やゲストの情報も確認できます。
牧野健太郎さんとの対談では、浮世絵の持つ奥深い魅力を余すところなく伝え、視聴者に新たな発見を提供してくれることでしょう。江戸時代の暮らしや文化を感じながら、美しい浮世絵の世界に浸れるこの機会をお見逃しなく!