音楽と共創の未来を切り拓く「TRANSPOSE Innovation Challenge」開催

音楽と共創の未来を切り拓く「TRANSPOSE Innovation Challenge」

ヤマハ株式会社が、新たなイノベーションを促進するため、音をテーマとしたグローバルビジネスコンテスト「TRANSPOSE Innovation Challenge」を開催することを発表しました。このコンテストは、音楽や音が持つ力を活用して、世界中の企業やスタートアップと共に新たな価値を創造することを目的としています。

コンテスト概要

「TRANSPOSE Innovation Challenge」は、2025年9月10日から10月31日までの期間に、参加者からアイデアを募集します。このコンテストでは、応募されたアイデアが一次審査、二次審査を経て、2026年2月にはファイナルピッチが行われる予定です。ファイナルピッチでは、優秀な提案に対して表彰が行われ、その後は事業化に向けた検証や提携が進められます。

コンテストのテーマには、「Sound ✕ Place」「Sound ✕ Well-being」「Sound ✕ Creative」といったカテゴリーが用意され、音楽がもたらす新たな体験やサービスの提案が期待されています。

ヤマハの取り組み

ヤマハは2025年4月に新規事業開発部門を設置し、その活動を本格化させてきました。「TRANSPOSE」の名のもと、スタートアップとの協力を通じて新しい事業やサービスを生み出し、社会に新たな価値を提供するための仕組みを整えてきました。

参加者へのサポート

本コンテストでグランプリに輝いたチームには、最大500万円の事業開発資金が提供されるほか、ヤマハとの協業機会や、アメリカのコーポレートベンチャーキャピタル「Yamaha Music Innovations Fund I, LP」からの資金調達相談を得ることができるなど、多岐にわたるサポートが用意されています。

多様なパートナー企業

コンテストはヤマハを主催とし、デロイトトーマツコンサルティング合同会社やヤマハ発動機株式会社、株式会社CRI・ミドルウェア、森ビル株式会社など多くのパートナー企業と協力して実施されます。これにより、幅広い知見とリソースを活用した事業化が可能となります。

イノベーションの未来を描く

ヤマハの執行役員である北瀬聖光氏は、音楽と音の力が人々に豊かさをもたらし、AIやロボットが進化する社会において、新たな都市の進化が可能になると述べています。音を介した新しいライフスタイルや、アートの創造への期待が寄せられており、スタートアップとの出会いを楽しみにしているとのことです。

参加方法

応募方法は、ヤマハの公式サイトに掲載された申し込みフォームを通じて行われます。詳細については公式サイトをチェックしてください。

公式サイト: ヤマハ TRANSPOSE Innovation Challenge

ヤマハが推進する「TRANSPOSE Innovation Challenge」は、音楽と技術の融合による新たな事業創造の第一歩となることでしょう。シンプルなアイデアから大きな革新が生まれる瞬間を、多くの人々が共有できることを願っています。音楽と共に未来を切り拓いていくこの挑戦に、あなたも参加してみてはいかがでしょうか。