株式会社リィの挑戦
2025-01-24 10:31:20

インドネシアで運動不足解消に向けた取り組みを実施した「株式会社リィ」

インドネシアに運動の風を吹かせる



運動不足が深刻なインドネシアで、株式会社リィは新たな取り組みを実施しました。株式会社リィは運動特化型児童発達支援施設「Lii sports studio」を運営し、運動不足解消に貢献することを目指しています。このたび行われたイベントでは、地域住民が参加できるウォーキングイベントと小学生対象のスポーツテストを実施し、運動不足という社会的な課題に立ち向かっています。

1. ウォーキングイベントの詳細



最近の実施内容は「カーフリーデー」として知られるイベントです。参加者全員がシャボン玉を吹きながら、約3kmの距離をウォーキングしました。このイベントの狙いは、運動を手軽に楽しむことを通じて、運動習慣の形成を促し、地域の人々の健康意識を高めることです。48名の参加者がこのウォーキングイベントを楽しみ、運動の楽しさを再発見しました。

2. スポーツテストの実施



続いて、行われたのはスポーツテストです。日本の新体力テストの一環として、シャトルラン、50m走、上体起こし、反復横跳びといった種目がインドネシアの小学5年生に対して行われました。123名の小学生が参加し、学校ごとの生徒数では、SD Negeri Pinang Ranti 01 Pagi校から93名、SD Negeri Pinang Ranti 07 Pagi校から30名が参加しました。この取り組みでは、子どもたちの体力の実態を把握し、運動機会不足の問題を理解することを目的としています。

3. 体力テスト結果の分析



スポーツテストの結果、インドネシアの子どもたちの体力水準が明らかになりました。特に注目すべきは、シャトルランの結果です。日本の小学5年生の平均回数が男子61回、女子41回であるのに対し、インドネシア小学生の男子最高は40回、女子最高は31回ということが判明しました。この結果は、運動不足が体力に与える影響を如実に示すもので、運動機会の創造が急務であることが裏付けられています。

さらに、日本の文部科学省が定める「幼児期に身につけたい基本動作」にも課題が浮き彫りになりました。多くの子どもがこれらの基本動作を身につけておらず、真っ直ぐに走ることすら難しい現状があります。この背景には、体育の授業が週に1回程度しか行われず、屋外での運動環境が限られていることが影響していると言われています。

4. 今後の施策



インドネシアにおける運動不足の解消に向け、株式会社リィは今後も定期的にウォーキングイベントを行う計画です。次回のイベントは2ヶ月後に開催予定で、参加者は100人以上を見込んでいます。また、スポーツテストを継続実施し、集めたデータをもとに子どもたちの体力向上に寄与していく考えです。

会社概要



株式会社リィは愛知県名古屋市に本社を構え、運動特化型児童発達支援施設を全国に展開しています。代表取締役社長の廣瀬あゆみ氏は、武庫川女子大学で健康スポーツ科学を学び、その後様々な企業での経験を経て当社を設立しました。彼女は「世界80億人に運動機会を提供する」というビジョンを掲げ、国内外での展開を目指しています。

まとめ



法人としての取り組みは、インドネシアにおける運動機会を創造し、地域社会に貢献することを目指しています。運動不足を解消するためのイベントや活動は、健康な社会を築くための第一歩です。今後も注目していきたい取り組みです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: 株式会社リィ ウォーキングイベント スポーツテスト

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。