令和によみがえる名作映画たち
CS衛星劇場では、「令和によみがえる。懐かしのちょいレア劇場」という特集を通じて、観る機会が少なかった名作映画を一挙に放送します。特に注目すべきは、森村誠一の人気推理小説を原作とした映画『超高層ホテル殺人事件』。更に、1987年の『精霊のささやき』や1975年の『冒険者たち』も同時に放送される予定です。
名作の概要
超高層ホテル殺人事件
まずは、『超高層ホテル殺人事件』からご紹介しましょう。この作品は1976年に公開され、貞永方久が監督を務めています。近藤正臣と由美かおるが主な出演者として登場し、印象深い演技で物語を引き立てています。
物語は、空にそびえる地上62階建ての「イハラネルソンホテル」が舞台です。この夢のようなホテルは、土建業を手掛ける猪原留吉の長年の夢の結晶でした。しかし、盛大なパーティーの最中、総支配人の転落死が発生し、事態は一変。留吉はショックを受け、息子の杏平が父の意志を継ごうと奮闘する姿が描かれます。それに続く第2・第3の事件が、彼らの運命をますます複雑にしていきます。
精霊のささやき
次に登場するのは、1987年の作品『精霊のささやき』です。この映画は、植岡喜晴が監督および脚本を手掛け、つみきみほを主演に迎えています。彼女が演じるのは、深い雪に閉ざされた森の洋館で生活する少女みほです。みほは独特の感性を持っており、彼女の訪問によって周囲の人々の心の内が解きほぐされていきます。それぞれが抱える悩みや孤独感が、彼女との交流を通じて次第に癒やされていく様子が心温まります。
冒険者たち
最後に取り上げるのは、1975年の『冒険者たち』。臼井高瀬が監督を務め、清水国明と原田伸郎が主役を演じています。この映画は、倉敷という小都市を舞台に、幼馴染の二人が偶然出会い、海底の宝探しに挑む姿を描いています。幕末の伝説に隠された財宝を巡る冒険が展開され、若者たちの友情と成長が見どころです。
放送スケジュール
これらの作品はいずれも5月の特定日にCS衛星劇場で放送されます。
- 5月2日(金) 午前8:30~
- 5月8日(木) 午後6:00~
- 5月1日(木) 午後6:15~
- 5月9日(金) 午前8:30~
- 5月3日(土) 午前9:25~
- 5月16日(金) 午前8:30~
懐かしい映像とストーリーが楽しめるこの機会に、ぜひ各作品をお見逃しなく! CS衛星劇場で名作映画の魅力を再発見してください。