新東宝キネマノスタルジアの名作がDVDで登場!
映画ファン必見のニュースが届きました。この度、新東宝キネマノスタルジアより、日本映画の名作『惜春』と『愛の星座』が初めてDVD化され、2025年11月5日に発売されます。これらの作品は、数々の名演技と心温まるストーリーで観客の心を掴んだ作品です。
『惜春』について
『惜春』は、日本映画界に偉大な足跡を残した木村恵吾監督の唯一の新東宝作品であり、初のDVD化となります。心に響く春の夜の情熱と別れの痛み、そして悔恨が描かれた作品は、1940年に創作されたオペレッタ映画『狸御殿』のように多くの作品に影響を与えています。
監督・脚本を手がけた木村恵吾は、その才能が認められ、第8回カンヌ映画祭でノミネートを果たした「千姫」などを生み出した著名な映画作家です。本作では、敢えてクラシカルな演出が施され、男女の運命的な出会いと、遅すぎた決断が描かれます。
主演には、美男美女のコンビ、上原謙と山根寿子が起用され、彼らのしっとりとした大人の恋愛模様が観る者の心をつかみます。さらに、笠置シヅ子が魅せる歌唱シーンや、達者なコメディアンヌぶりも見どころ満載です。
ストーリーは、銀座の楽器商に勤める温厚な藤崎実が、野球観戦を楽しむ中、妻でヴギの女王・衣笠蘭子との関係に悩む姿が描かれます。家庭の中での収入格差や夫婦の立場から悩む実が、家政婦・たか子との出会いを通じて愛に目覚めるまでの道のりが、心になじみます。
『愛の星座』について
『愛の星座』は、貧困に悩む子どもたちとその教師の素晴らしい心の交流を描いた作品です。脚本は児童作家のわだよしおみが手がけており、『こぐまちゃん』シリーズで知られています。この映画は、1957年に公開されたもので、大都会の一角で無邪気に遊ぶ子どもたちに焦点を当てていますが、家庭環境の厳しさが子どもたちの教育を妨げています。
ストーリーは、教師の皆川が貧しい生徒たちのために尽力する姿を描いています。ある日、誰かから届いたお金が、彼の生徒たちの支援に使われ、少しずつ子どもたちが学校に通えるようになっていく様子が感動的に描かれます。「いちばん星」と名乗るその人物の正体を探し、感謝を伝えようとする生徒たちの姿に、観衆も心を打たれることでしょう。
商品情報
どちらの作品も、2025年11月5日(水)に、税込で4,180円で発売されます。恋愛と友情、人生の美しさが詰まったこのDVDを手に入れて、懐かしさと共に過去の名作をもう一度楽しんでみてはいかがでしょうか。
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