昭和の名作が蘇る「松竹×映画秘宝 映画祭」が開催!
松竹と映画秘宝によるコラボ企画「松竹×映画秘宝 映画祭」の開催が決まり、昭和100年という特別な年に、観客に新たな映画体験を提供します。この映画祭では、1960年代から1970年代に制作された松竹の異彩を放つ傑作映画が20作品、一堂に会することとなります。
幻の映画が勢揃い
上映される作品は、過去にDVD化やテレビ放送されたものもあるものの、その大半は劇場ではなかなか見ることができなかったいわゆる「幻の映画」となっています。各監督が放つ独自の作家性や、俳優たちが織りなす熱いエネルギーが詰まった全20作品が集結することで、この映画祭はまさに映画ファンにとって見逃せないイベントとなるでしょう。
上映劇場と作品リスト
映画祭は、東京の新文芸坐、名古屋のミッドランドスクエアシネマ、大阪のシネ・ヌーヴォの3館で開催されます。以下に、上映作品とその詳細を紹介します。
1. スリラー王・野村芳太郎の世界
不運な運命に翻弄される青年が、怨念に満ちた土地で衝撃の殺人事件に巻き込まれるホラー。
上流階級家庭に起こる怪事件を描いたサスペンス。
日常の恐怖が鮮烈に描かれたスリラー。
2. 松竹のSci-Fi&ホラー
カルト的人気を誇る伝説のSFホラー作品。
悪が渦巻く異色時代劇。
曰くつきのホラー映画。
3. ニューウェイブ不良路線
大阪の無法地帯を背景にした青春ドラマ。
賭博に魅了されたやくざと少女の異常な関係。
羽田空港を舞台にしたサスペンス。
4. ゴシック・ミステリー
ハワイを舞台にした和製ジャーロ。
児童虐待と連続殺人を描いた名作。
5. アクション映画の傑作
豪華キャストが集結した時代劇。
迫力満点のアクション映画。
超人に変身する男のSFアクション。
6. ヤバい系映画特集
警察と暴力団の熾烈な闘争を描く。
忍者の激戦をハードボイルドに描いたアクション。
部隊を指揮する少尉の英雄的戦い。
7. 石井輝男異色作
夜の世界に君臨する男たちのドラマ。
銀行を狙うギャングとの戦い。
胸をすく痛快活劇。
上映スケジュール
各作品の詳細な上映日時につきましては、各劇場の公式ホームページで確認できます。東京の新文芸坐では、11月から来年の4月までのスケジュールが組まれ、名古屋、そして大阪でも順次上映が行われる計画となっています。
特別イベント
特に注目すべきは、12月17日に行われる『吸血鬼ゴケミドロ』の上映後トークイベントです。映画評論家の吉田伊知郎さんやライターの高鳥都さんが登壇予定です。
松竹×映画秘宝映画祭は、昭和の名作を振り返る貴重な機会になること間違いなし。是非足を運んで、その魅力に触れてみてください。