高槻市立柳川小学校の3年生、谷口翠春さんが空手世界大会優勝
高槻市立柳川小学校の3年生、谷口翠春さんが令和7年5月16日(金曜日)に高槻市役所を訪れ、空手の世界大会での優勝を報告しました。彼女が優勝したのは、福岡県で開催された「第4回極真手塚杯世界空手道選手権大会」の小学2年男子部門です。この大会では、全国から集まった空手の実力者たちが集い、熾烈な戦いが繰り広げられました。
谷口さんは、空手に興味を持つきっかけとなったのは、彼女の兄の影響でした。4歳から市内の道場に通い始め、日々の練習に励んできました。これまでにも、彼女は数々の大会で優秀な成績を収めています。特に、「第31回全日本総流派空手道選手権大会」や「国際親善空手道選手権大会2023」でも優勝するなど、驚異的な実績を誇ります。これらの成功が彼女を国際大会への出場につなげました。
今大会では、「チャンピオンシップクラス」という特別な部門に出場。これは、過去に他の大会で入賞歴のある選手のみがエントリー可能なクラスです。全国から集まった優れた5名の選手とトーナメント形式で対戦し、見事に優勝を果たしました。その瞬間、彼女が抱いていた夢が現実となったのです。
市役所での報告の際、谷口さんは「緊張せずに試合ができました。優勝できてうれしかったです」と、嬉しそうに振り返りました。また、彼女の優勝を受けて、濱田剛史市長は「この快挙に敬意を表します。今後もさらなる飛躍を期待しています」と語り、彼女の成績を称えました。
谷口さんの努力と根性は、同世代の子どもたちにも大きな刺激を与えることでしょう。彼女は今後も空手の道を極め、その成長をたどり続けることで、さらなる栄光を手にすることが期待されます。スポーツを通して得た経験や友情、そして何よりも得意分野での成功は、彼女の成長に大きく貢献していくことでしょう。
これからも谷口さんの活躍に注目し、支援の手を差し伸べていきたいと思います。未来の空手界を担う素晴らしい選手として、彼女のさらなる挑戦を心より応援します。