奇跡の共演リサイタル
2025-04-11 17:42:50

角野隼斗とジャン=マルク・ルイサダの奇跡の共演が実現する記念リサイタル

角野隼斗とジャン=マルク・ルイサダの共演



2025年12月25日、東京芸術劇場のコンサートホールにおいて、特別なピアノリサイタルが行われます。この公演は、リサイタル・シリーズ「VS」の記念すべきVol.10として位置づけられ、実現する共演は音楽ファンにとって注目のイベントです。

この劇場は、優れたオーケストラ公演で知られていますが、その温かみのある音響は、室内楽やピアノリサイタルにも非常に適しています。「リサイタル・シリーズVS」は、2021年から続いており、これまでに多くの才能豊かなピアニストによるデュオ演奏が行われ、多大な評価を得てきました。これまでにはショパン国際ピアノコンクールで話題を呼んだ反田恭平や亀井聖矢など、若手のピアニストたちが共演を果たしています。

今回の特別なリサイタルに登場するのは、ピアニストとして急成長を遂げている角野隼斗。彼は2018年に東京大学大学院在学中にピティナ特級グランプリを受賞し、その名声を高めています。角野はまた、2021年のショパン国際ピアノコンクールでセミファイナリストに進出し、国内外の著名なオーケストラとの共演も果たしています。2024年には日本武道館での公演を控え、その動員数は過去最高の1万3千人を見込んでいます。

師弟の強力な共演



角野は、今回の共演者として自身の師であり、フランスの著名なピアニストであるジャン=マルク・ルイサダを熱望しました。ルイサダは1985年のショパン国際コンクールにおいて入賞して以来、国際的な舞台で活躍を続けるピアニストです。彼は、カーネギーホールやウィグモアホールなどの音楽ホールで多くの公演を行い、数々の著名な演奏家たちとも共演を果たしています。

ルイサダは、角野の音楽に対して高く評価しており、彼の幻想的で繊細なタッチを知っているからこそ、共演を心から楽しみにしています。二人の異なるスタイルが重なり合うことで、どのような音楽が創造されるのか、期待が高まります。ルイサダはプログラムについても、聖なるクリスマスにふさわしい、夢のある曲を提案しているとのことです。

プログラムの魅力



このリサイタルでは、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や、シューベルトの「ロザムンデ」など、誰もが耳にしたことのある魅力的な楽曲が並びます。また、ブラームスやフォーレ、ラヴェルといった作曲家の名曲も取り上げられ、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」からのワルツも演奏予定です。音楽の祝祭を体現するこのプログラムは、ルイサダと角野の個性にぴったりなものばかりで、聴衆にとって忘れられないひとときとなることでしょう。

チケット情報



チケットは全席指定で、価格はS席9,000円、A席7,000円。高校生以下の特別料金も用意されており、学生でも気軽に音楽を楽しむことができる機会となっています。発売日は2025年8月14日からで、すでに多くの音楽ファンの期待が寄せられています。

この特別な共演を通じて、角野隼斗とジャン=マルク・ルイサダがどのような新しい音楽の感動を提供してくれるのか、今から楽しみでなりません。この貴重な機会を逃さず、ぜひ足を運んでみてください。


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