袴田吉彦が出演する短編映画『NOVA』が国際映画祭にノミネート！

短編映画『NOVA』が国際映画祭にノミネート！

袴田吉彦が出演する短編映画『NOVA』が、米国アカデミー賞公認のアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル＆アジア」にて上映作品に選ばれた。この映画は、5月28日から6月11日まで開催される同映画祭のライブアクション部門/ジャパンにノミネートされ、多くの注目が寄せられている。

映画『NOVA』の魅力

本作は、AI技術の急速な進化と労働環境の変化に翻弄される親子の葛藤を描いた社会派ドラマである。舞台は群馬県大泉町。日系ブラジル人のジェシカは、自身のイラスト仕事をAIに奪われ、職を失った父カルロスとともに仕事探しに出る。物語は、失業や居場所を失った彼らが再び自分たちのルーツに向き合い、生きる意味を見つけていく様子を繊細に描写している。

主演の新人俳優たち

本作の主演は、群馬県大泉町でオーディションを経て選ばれた西村カロリナと北原ジョゼの二人。西村は、地元にルーツを持ち、映画初主演となる作品で自らの背景を活かした演技を披露。一方、北原は移民としての経験を生かし、リアリティあるカルロス像を作り上げている。袴田吉彦も脇を固める重要な役柄を演じ、実力派女優の山田キヌヲは、主人公と鋭く対峙する三浦役を務めている。