福島の希望を描く映画上映会
2026年3月9日、横浜市のボッシュホールにて、ドキュメンタリー映画『陽なたのファーマーズフクシマと希望』の特別上映会が行われます。このイベントは、原発事故から15年の時を経て、福島での新たな農業の形を模索する人々の姿を描くものです。映画の監督である小原浩靖さんも登壇し、再生可能エネルギーへの想いを語ります。
映画の内容
本作品は、福島の農地が直面した厳しい現実と、それを打破するための挑戦を描いています。例えば、原発事故以降、多くの農業者が被った影響で耕作が困難になったエリアでも、営農型太陽光発電「ソーラーシェアリング」を導入することによって、耕作放棄地を再生させる試みが進められています。この映画は、そのような挑戦を行う農家たちのストーリーを通じて、希望の光を届けています。
小原監督のメッセージ
小原さんは、過去の作品『原発を止めた裁判長そして原発をとめる農家たち』においても、原子力発電の危険性を訴えてきました。新作では、近藤恵さんをはじめとする農家たちの地道な努力を追い、その中での成功と苦悩を描写しています。近藤さんは、塚田晴さんや菅野雄貴さんと共に、原発事故後の厳しい状況の中でソーラーシェアリングによる果樹栽培や牛の放牧に挑戦しています。
新たな農業の可能性
特に注目すべき点は、ソーラーシェアリングによって生まれる日陰が、近年の猛暑による作物の高温障害を軽減することです。また、牛たちの休息場所が確保されることで、動物福祉の観点からも新たな農業の形が見えてきます。
福島の除染作業が進まない中で、彼らは食料とエネルギーの自給を目指して活動を続けています。小原監督はこのサイトで、彼らの努力や理念を直接伝える予定です。彼の言葉を通じて、現状を深く理解する機会となるでしょう。
イベントの詳細
この上映会にはどなたでも無料で参加できます。日時は2026年3月9日、13時30分から15時45分まで。会場はボッシュホール都筑区民文化センターで、アクセスは横浜市営地下鉄の「センター北駅」から徒歩5分の場所にあります。定員は300名なので、事前の申し込みが推奨されており、締切は3月5日です。
このイベントは、映画を通じて福島の人々や環境に寄り添い続ける、パルシステム神奈川の取り組みの一環でもあります。彼らは今後も、原発事故による影響を風化させることなく、希望を持って未来を見据え続けることでしょう。
ぜひ、この機会に映画を観ることで、福島の現状や農業の新たな可能性、そしてエネルギー問題について考えてみてはいかがでしょうか。