2025年に道頓堀にオープンするXR体験の新スポット「JapaDive Osaka」

新感覚エンターテインメント「JapaDive Osaka」へようこそ

2025年4月1日、大阪・道頓堀の中座くいだおれビル5階に誕生する「XR-Theater＆Cafe JapaDive Osaka」。ここでは、最新のXR（拡張現実）技術を駆使した懐かしくも未来的な日本文化体験が待っています。この新施設は、株式会社JTB、NTTコミュニケーションズ株式会社、株式会社NTTコノキューの三社が協力して開発。大阪・関西万博や2030年度の大阪IR開業に向け、訪日観光客にさらなる魅力を提供します。

設立の背景

道頓堀は外国人旅行者に人気のスポットで、多くの飲食店や観光名所がありますが、娯楽施設が不足しており、観光体験が限られていました。そこで、企業各社が連携して新しいエンターテインメントを創出し、訪日外国人旅行客に満足してもらうことを目指しました。これにより、滞在時間や消費増加にも寄与することが期待されています。

JapaDive Osakaの特徴

「JapaDive Osaka」は、没入型体験デバイス「Meta Quest 3」を利用した、日本の伝統芸能やポップカルチャーを体感できる施設です。ここでは、いつでも短時間で手軽に、日本の多様な魅力を楽しむことができます。以下の魅力的なポイントがあります：

- リアルな体験：生で観るよりもリアルな没入感を提供。
- オリジナルコンテンツ：JapaDive Osaka限定の伝統芸能やサブカ文化コンテンツが楽しめます。

体験できるコンテンツ

1. 伝統芸能コンテンツ

日本文化の神髄とも言える伝統芸能が体験可能。例えば、能の人間国宝大槻文藏氏による演目や、茂山千五郎家による狂言、さらには雅楽の東儀秀樹氏らの演奏など、普段なかなか触れることのできない貴重な体験です。日本の伝統芸能はその独特な美しさと精神性が世界に高く評価されており、観光客にも感銘を与え続けています。

2. ポップカルチャーコンテンツ

最新のXR技術を駆使したバーチャルアーティストユニット「Tacitly」による音楽も楽しむことができます。彼らの3曲、残酷な天使のテーゼ、アイドル、サムライハートを体験し、元気で明るい「リリア」と自称魔王「シエル」のキャラクターに触れることができます。

営業日と料金体系

- オープン日：2025年4月1日（火）
- 営業日：年中無休
- 体験料金：公演1回につき、3,000円〜（税込、座席による）
- 体験時間：1公演60〜70分、各公演開始30分前から受付

- 能・狂言、公演は12:30、15:30

Dotonbori Traveler's Lounge

併設される「Dotonbori Traveler's Lounge」では、日本酒の利き酒など、多彩なサービスが整っています。JTBの交流創造事業がノウハウを活かし、訪日旅行者のニーズに対応したさまざまなサービスを展開します。営業時間は11:00〜18:00、アルコールやソフトドリンクの利用が可能。

日本の四季を感じる日本酒体験や、観光プランも紹介されるため、旅行者にとって魅力的な場所になることは間違いありません。