日本パラ・パワーリフティング連盟の5月レポート
日本パラ・パワーリフティング連盟(JPPF)は、選手たちの努力と成果が社会に勇気と感動をもたらすことを信じて活動しています。今月のレポートでは、さらなるチーム力の向上を目指した試みや選手たちの貴重な声をお届けします。
次世代会議の実施と合宿の成果
5月には、4月に開催された次世代会議の結果を実践に移すべく、合宿を京都で行いました。この合宿では、全選手とスタッフが一丸となり、トレーニングに取り組む環境を整えました。合宿の目的は、選手間のコミュニケーションを活性化し、特に新人選手が「パワーリフティングを楽しんでほしい」という想いに基づいています。
合宿の highlights
- - 活気あふれるトレーニング: 選手同士が励まし合い、声を出して盛り上がることで、より意味のある合宿に。
- - スペースの工夫: ベンチ台の配置を工夫し、選手同士の視線が交わるように配置して、コミュニケーションの円滑化を図りました。
ヘッドコーチは、「非常に活気があり、次世代会議の提案が生きた」と評価しており、今後もこの取り組みを継続していく価値を見出しました。
選手の声を聞く - 個別インタビューの実施
選手たちの個性と熱意を知るために行ったインタビューは大変有意義でした。特に注目すべきは、光瀬智洋選手と大堂秀樹選手の対談です。
光瀬智洋選手は
フレンドリーな雰囲気が魅力の選手。自身の提案を次世代会議で発表し、競技を盛り上げるアイデアを提供しました。光瀬選手の明るさとフィジカルの強さが、周囲に良い影響を与えていることが伝わってきます。
一方、大堂秀樹選手は
29年の競技人生を経て、3回のパラリンピックに出場した経験を持つ伝説の選手です。インタビューでは、彼の競技に対する情熱と独特の「語録」が印象的でした。「試合が好き、ベンチプレスが好き」といった言葉は、彼の深い愛情を物語っています。このような彼の言葉をSNSに投稿することで多くの反響を呼びました。
SNS活動の振り返り
5月のSNS活動では、選手たちの日常や合宿の様子を積極的にシェアしました。Instagramのフォロワーは前月比で増加し、特に合宿の投稿が多くの「いいね」をもらいました。トレーニングの内容や選手の魅力を伝えることで、競技への理解を深めてもらう狙いがあります。
特に人気の投稿
- - トレーニング風景: ベンチプレス以外のトレーニングが注目を集めており、多くの人々が普段見られない選手の努力を垣間見ることができました。
未来への展望
JPPFは、選手、コーチ、スタッフ間の互いのコミュニケーションを高めることで、強固なチームワークを実現し、競技力向上を図ることを目指しています。次なる試みとして予定されているオンライン合同トレーニングなどを通じて、全国の仲間とつながり合い、切磋琢磨する場を提供していきます。
結び
5月の取組みは、選手一人ひとりの成長だけでなく、JPPFの未来を明るくするための重要なステップとなりました。これからも、選手たちの活躍を支え、応援するための活動を続けていきます。観客の皆さまと共に、未来への一歩を踏み出していきたいと思います。