glafit株式会社、電動モビリティの未来を切り拓く
電動パーソナルモビリティの開発を行うglafit株式会社が、アイシンと海外のCVCからの資金調達を実施しました。この資金は、同社が進める次世代の移動手段の開発に向けた重要なステップとなります。
2024年の新たな取り組み
glafitは2024年6月、16歳以上が乗車できる「四輪型特定小型原動機付自転車」の実証実験を開始します。これは高齢者の移動手段の改善を目指したプロジェクトで、これまでの試乗会で寄せられた、「屋根を付けたい」「収納を確保したい」といった要望を受け、開発が進められています。この新しいモデルは「WAKU MOBI」という愛称で呼ばれ、夏には大阪での万博での展示も予定されています。
姿勢制御技術の導入
アイシンが開発する「姿勢制御技術」がこのプロジェクトの鍵を握ります。この技術は、車速やハンドル角を元に車体の傾斜をアクチュエーターで制御し、二輪車並みのスムーズな運転を可能にするものです。このことで、四輪車でありながら高い自立安定性を持つ車両の実現が見込まれています。
安全で便利な移動体験を目指して
資金調達によって、次世代電動モビリティの開発が加速することが期待されています。glafitは、姿勢制御技術を搭載した試作車両の増産や、開発組織の強化を進め、市場投入に向けた準備を着々と進めています。31日には、自動運転のデモ走行も行われる予定で、将来的な需要も視野に入れた取り組みが進められています。
glafitのビジョン
glafitは、「移動を、タノシメ!」というブランドメッセージのもと、新たな移動体験を提供し、人々の生活をより豊かにすることを目指しています。電動パーソナルモビリティに対する情熱と革新性を持ち、今後も新しい可能性を追求し続けます。
公式情報
- - 所在地: 和歌山県和歌山市梅原579-1
- - 設立日: 2017年9月1日
- - 代表者: 鳴海 禎造
- - 公式サイト: glafit公式ホームページ
次世代の移動手段として期待されるglafitの新プロジェクトから目が離せません。自動運転技術や新しいデザインの導入は、私たちの日常生活を便利で楽しいものにしてくれることでしょう。