スシローの受賞
2025-11-20 15:34:27

スシロー未来型万博店、ディスプレイ産業賞でダブル受賞の快挙!

スシロー未来型万博店がディスプレイ産業賞に輝く



大阪・関西万博に設立されたスシローの未来型万博店が、一般社団法人日本ディスプレイ業団体連合会(NDF)が主催する第44回ディスプレイ産業賞(2025)で、「ディスプレイ産業奨励賞」と「NDF特別賞の銀賞」という2つの権威ある賞を授与されました。この受賞は、阪神間の高さ、俊敏さ、未来を感じさせるデザインとコンセプトによるもので、2025年10月31日に行われた表彰式で発表されました。

未来を見据えた取り組み



スシロー未来型万博店では、「まわるすしは、つづくすしへ。ーすし屋の未来 2050ー」をテーマに、すし業界の進化を目指しています。具体的には、天然魚に依存せず、持続可能な方法を用いて、すべての魚介を養殖品とする取り組みに挑戦しています。このような環境への配慮と未来を見据えたメニューは、持続可能な水産資源を守る重要性を感じさせます。

また、店舗では最新のテクノロジーを駆使した陸上養殖や完全養殖による魚介類も提供。顧客は、ただ美味しい寿司を楽しむだけでなく、持続可能な水産業についての知識を得ることができる特別な体験ができるのです。

受賞内容と審査委員の評価



受賞理由として、ビジュアルや空間的なプロデュースに加え、デジタル演出や教育的要素、そしてゲーム的な体験を織り交ぜた設計が評価されました。特に、自然との共存をテーマにした「静けさの森」との調和が、訪れる人々に安心感を与えると共に、未来感を演出している点がポイントです。

審査副委員長の出原秀仁氏は、スシローの取り組みが単なる食事を超えた体験を提供していることを強調。「企業としての戦略性と経済的な価値を併せ持ちつつ、訪客に楽しく学びの機会を提供するこの店舗は、効率と楽しさの融合を現実にした存在」と評価を寄せました。

対応している協力企業



このような先進性あふれるデザインと施工を実現するにあたり、スシロー未来型万博店は多くの企業と鋭意連携しています。クリエイティブディレクションと内装設計は株式会社丹青社、デザイン協力には株式会社アンプラグドデザイン、建築設計を株式会社Eee wroks、建築施工を株式会社オノコムが担当しており、それぞれが専門的な知識を活かして新たな形の飲食空間を構築しました。

未来の水産業の形



スシローの取り組みは、未来の水産業のモデルケースとも言えるでしょう。顧客が楽しめる美味しい寿司だけでなく、持続可能な水産資源についての理解を深める機会を提供することで、関心を高め、地域と環境への責任を果たしています。これからの寿司業界が直面するであろう課題に、こうした革新が解決の糸口を示すことを期待したいものです。未来の食文化を切り開くスシロー未来型万博店から目が離せません。


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