群馬クレインサンダーズ、越谷戦を制して自信を深める

群馬クレインサンダーズが越谷アルファーズに勝利

12月14日、群馬クレインサンダーズはB.LEAGUE 2025-26シーズンの試合で越谷アルファーズと対戦し、見事な逆転勝利を収めました。試合は前半に越谷にリードを許したものの、後半のディフェンス強化がうまく機能し、選手たちの活躍によって最終的には78-66で勝利しました。

スターティング5と数々の活躍

群馬のスターティング5には藤井祐眞、中村拓人、辻直人、細川一輝、そしてテレンス・ウッドベリーが名を連ねました。この日は特にエージェー・エドゥの活躍が光り、19得点を上げる好プレーを見せました。さらに、藤井は14得点、ウッドベリーも12得点を記録し、得点だけでなくアシストやリバウンドでもチームを支えました。

試合の中盤では、藤井選手が5アシストを記録し、チームの流れを作る役割も果たしました。また、中村選手はディフェンス面で4スティールを記録するなど、両面での貢献が求められるゲーム展開となりました。

ヘッドコーチの手腕

カイル・ミリングヘッドコーチは、前半の課題を克服するために後半でのディフェンスの修正を強調しました。特に危険な選手であったクレモンズ選手に対し、ウッドベリー選手をスイッチしてマークさせる作戦が功を奏しました。試合後、ミリングコーチは選手たちの頑張りを称賛し、今後の戦いへの自信を深められたと語っています。

中村拓人選手の意識

中村選手は試合中に入り方を振り返り、最初の緩いプレーが後半の修正につながったと述べました。とにかく後半に入った後は、ディフェンスとリバウンドを徹底し、チームにリズムをもたらしたという手応えを感じているようです。ピックアンドロールを使った攻め方の工夫も、後半の成功に寄与したと強調しました。

「昨シーズンまでいた広島との試合も控えているので、特別な思いがあります。以前のチームメイトと戦うことが楽しみです」と語る中村選手の意気込みを感じます。

連携の重要性

新たに加わった外国籍選手たちとの連携についても言及。ケニー・ローソン選手やウッドベリー選手とのチームプレーを大切にし、自らのゲームスキルを高めながら、相手の良さを引き出すことが重要だと語っています。これにより、選手同士の信頼関係が深まり、さらなる進化を遂げることに期待が寄せられています。

ディフェンスでの意識向上

ディフェンスに関しては、チームとしての結束力が高まっていると感じている中村選手。ビッグマンたちが掛け合う声によって、ミスマッチが起こっても連携を崩さずに対応できることがチームの強みであると考えています。「デフェンの部分はこのチームの自信にもつながっている」と強調し、さらなる改善に向けて努力を続ける意欲を示しました。

次回の試合ではホームゲームが控えており、ファンとも一体となり、さらなる成長を見せる姿が楽しみです。期待に応えるために選手たちがどのように戦うか、目が離せません。