新たな物語の幕開け
2026年3月25日(水)、株式会社KADOKAWAが手掛ける月刊文芸小説誌『小説野性時代』の4月号(第267号)が配信を開始しました。今号の目玉は、あさのあつこによる新連載「七つ屋奇譚」と、注目の短編作品です。
「七つ屋奇譚」とは
本作は、江戸時代の不思議な質屋を舞台にした物語です。暖簾の向こうに広がる底なしの闇を描き出す、ミステリアスな雰囲気が特徴。あさのあつこの作品ならではの緻密なストーリー展開と魅力的なキャラクターがお楽しみいただけます。
短期集中連載も見逃せない
さらに、今号では宮島未奈による短期集中連載「シールいかがですか」が登場。金儲けを狙う光司の奮闘を描き、ギャル僧まみたんのグッズ展開など、ユニークな展開が期待されます。クスッと笑える要素が散りばめられたストーリーに注目です。
読切作品の魅力
また、今号には読切作品として、阿津川辰海の「アウェイクン・ドリーム」が収載されています。過去の相棒が突然目の前に現れるという衝撃的な展開が、能力者同士の対決を繰り広げる人気警察小説シリーズの中で描かれます。緊迫したストーリー展開に引き込まれること間違いなしです。
加えて、古内一絵による「スイーツアラモード」も要注目です。2003年を舞台に、社会からの“男らしさ”に息詰まる剛毅が、食後のパンナコッタで心を癒やす様子が描かれています。日常の中での小さな幸せを見つける姿勢が共感を呼びそうです。
充実の連載陣
他にも、最終回を迎えた東畑開人の「ミドル・エイジ・ビギンズ」や、赤川次郎、伊岡瞬、伊吹有喜、恩田陸などの著名作家による連載が盛りだくさん。鮮やかな文体や独自の視点で描かれる物語が、読者を楽しませてくれるでしょう。
大賞候補の発表も
また、今号では第46回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の最終候補作品も発表され、ミステリー愛好者にとっても目が離せない内容となっています。
電子雑誌としての利便性
『小説野性時代』は、毎月25日に配信される電子雑誌で、定価は385円(本体350円+税)。ダウンロード型の電子書籍としてのみならず、「角川文庫・ラノベ読み放題」や「カドブン」「カクヨム」「note」など多様なプラットフォームで楽しむことができます。この機会にぜひ、多彩な作品の数々に触れてみてください。
新しい物語と出会える『小説野性時代』、この春の読書リストに加えてみてはいかがでしょうか。興味をそそる作品が目白押しの今号は、必見の一冊です。