2026年9月5日、東京都品川区にある十四世喜多六平太記念能楽堂(通称:喜多能楽堂)にて、五蘊会が三十周年を記念する特別公演『松風』の上演を行います。この公演は、日本の伝統芸能である能楽の中でも特に評価の高い作品で、世阿弥が創作した演目として知られています。
五蘊会は、能楽の普及を目指して全国で様々な公演を行ってきましたが、今回の企画はその集大成として、観客に深い感動と豊かな感性をもたらすことを目指しています。公演の前には、写真展も開催され、著名な写真家である鍋島徳恭氏によって、能楽師友枝雄人が演じた際の美しい瞬間を切り取った作品が展示される予定です。この展覧会は、観客により一層の視覚的体験を提供することを狙っています。
『松風』の物語はは、在原行平が須磨に送られ、そこで出会う汐汲女と松風、村雨姉妹との運命的な出逢いを描いています。兄の在原業平が左遷の憂き目に遭ったその時期、彼の心にある思いと、身分の異なる姉妹との出会いが生む感情の交錯を探求する内容です。観客は、行平が須磨の地で抱く寂しさや希望を感じながら、まとわりつく秋風や潮の音を共に体感できることでしょう。
当日は、13時開演の予定ですが、開場は開演の60分前となりますので、早めに来場して、写真展もお楽しみください。写真家鍋島氏が捉えた友枝雄人の演能写真は、表情や動きを巧みに捉えており、観客にとって貴重な鑑賞時間になること間違いありません。
もちろん、チケットはカンフェティにて、2026年6月6日から販売が開始されます。チケットの価格は、指定席や自由席など、さまざまな選択肢があり、学生割引もご用意しています。この機会に、ぜひ伝統の深みを体感し、文化を共に楽しむ時間を持ってください。
五蘊会の『松風』公演へ、皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。次世代に伝えたいこの芸能の魅力を、一緒に分かち合いましょう。