岸本彩華選手、オーストラリアで新たな挑戦！東京山九フェニックスの未来を背負う

岸本彩華選手、オーストラリアへ期限付き移籍決定！

東京山九フェニックスの期待の若手、岸本彩華選手が、オーストラリアのACTブランビーズに期限付きで移籍することが発表されました。この貴重な経験を通じて、彼女はさらなる成長を遂げ、日本の女子ラグビー界に戻る予定です。

移籍の背景と目的

岸本選手は昨年も同じくブランビーズに期間限定で参加し、その活躍ぶりが評価されました。今回の移籍は春から夏にかけて行われる、日本でのセブンズ活動期間を利用して、オーストラリアの15人制ラグビーの経験を積むことが目的です。特に、2025年のスーパーW（スーパーラグビー女子）への挑戦を見据えており、これに向けた強化が期待されています。岸本選手は、チーム内での成長を果たし、将来的にはブラヴィーズの戦力として貢献することを目指しています。

岸本彩華選手からのメッセージ

移籍の発表に際して、岸本選手は「この機会を与えていただき感謝しています。海外での挑戦は大きな経験になると信じています。このチームでの学びを、帰国後に東京山九フェニックスに還元できるよう頑張ります。」とコメントしています。彼女の前向きな姿勢は、今後の活躍を期待せずにはいられません。

東京山九フェニックスとは？

東京山九フェニックスは、2013年に設立された女子ラグビーチームです。当初は練習場所もなく、渋谷区内の小学校の校庭で活動をスタートさせましたが、現在は神奈川県を拠点にしています。チームは常に「ダイバーシティー」という理念を掲げ、渋谷から女子ラグビー文化を世界に発信することを目指しています。チームの母体は2002年に設立され、2022年には20周年を迎えるなどの歴史があります。

東京山九フェニックスは、選手たちが仕事や学業を行いながらラグビーに取り組むことからも、彼女たちの努力の姿勢が伺えます。さらに、2019年には山九株式会社がネーミングライツスポンサーとなり、「東京フェニックス」から「東京山九フェニックス」に改名されました。イベントへの参加や地域貢献など多岐にわたり、社会に対する影響力も増しています。

優れた成績

過去において、東京山九フェニックスは7人制、15人制いずれのトーナメントでも日本代表選手を輩出しています。特に2022年度には7人制大会と15人制大会の両方での優勝を果たすなど、その実力を証明しています。また、2023年度の15人制大会でも優勝し、二連覇を達成しました。これからも岸本選手のオーストラリアでの経験が、東京山九フェニックスに新たな戦力をもたらすことに期待がかかります。