ダノンジャパンと館林市の包括連携協定による地域活性化の新たな一歩

ダノンジャパンと館林市の新たな取り組み

2025年11月25日、ダノンジャパン株式会社は群馬県館林市と包括連携協定を締結しました。これは、地域の活性化や市民サービスの向上を念頭に、ダノンと館林市が多様な分野で協力することを目的としています。

ダノンの地域貢献の背景

ダノンジャパンは2002年から館林市で工場を運営し、地元と深い関係を築いてきました。工場では国内で販売されるすべてのダノンヨーグルトを生産しており、地域貢献活動も数多く実施しています。2020年には運動施設のネーミングライツを取得し「ダノン城沼アリーナ」と名付け、2025年からは「ダノンスポーツパーク」として運営を始めます。このように、地域の皆様との協力関係はこれまで以上に広がっていくことでしょう。

連携協定の具体的な活動内容

この包括連携協定には6つのテーマが設定されており、それぞれにおいて具体的な活動が推進されます。

1. 産業振興

ダノンは210名以上の雇用を創出し、地域定住を促進するための取り組みを強化します。さらに、地元企業と連携して地域経済を活性化させます。

2. 若手人材育成

館林市の未来を担う若者に対して、企業ガイダンス事業や高校生向けの人材育成プログラムを2024年度から実施し、次世代の起業家や人材が育つことを目指します。

3. スポーツ振興

地域スポーツイベントへの協賛や、自社製品の提供を通じて、地域活性化も図っていきます。スポーツを通じて健康的なライフスタイルを促進する initiativesも進めます。

4. 健康促進

様々な健康に関するイベントへ協賛し、ヘルシーエイジングの啓発活動を展開することで、館林市民の健康意識向上を図ります。

5. 環境保全

「食品ロスゼロ」を目指し、地域の天然資源である日本遺産「里沼」の保全活動にも取り組んでいきます。この協力を通じて環境無視な生活様式から脱却し、持続可能な地域社会の構築に貢献します。

6. 地方創生

2024年8月には、ふるさと納税の返礼品としてダノンの製品を提供予定。地域特産品の魅力を引き出し、さらにふるさとへの愛着を深めることを狙いとしています。

ダノンジャパンのビジョンと使命

ダノンジャパンの代表取締役社長、ロドリゴ・リマ氏は、「世界中の多くの人々に、食を通じて健康を届ける」というミッションを掲げています。このミッションが、相互につながりのある健康と環境の考え方である「One Planet. One Health」に基づいていることを強調しています。館林市との協力によって、地域の持続可能な発展と健康的な生活を支える製品の提供を続ける予定です。