食とコミュニケーションの場「つきまち長崎横丁」が開業
長崎市の中心部に、新たな食の広場「つきまち長崎横丁」(略称:つき横)が2025年4月25日にグランドオープンします。このプロジェクトは、長崎文化放送株式会社(NCC)が中心となり、地域の活性化と市民のコミュニケーションを目的とした場を提供することを目指しています。
つきまち長崎横丁の誕生
「つき横」は、長崎市民の生活をもっと豊かにするために立ち上げられました。2023年5月には、「つきまち横丁推進協議会」を設立し、築町市場を利用した実証事業を3回実施してきました。その結果として、地域のニーズを満たす飲食店舗や参加型イベントが実現されたのです。
飲食店舗の多様性
「つき横」には、居酒屋やスナックを含む10店舗が出店します。各店舗では、長崎産の新鮮な食材を使った料理や地元の酒を提供し、味わい深い食体験を展開します。特に、長崎海鮮亭では五島うどんが楽しめるほか、長崎和牛焼肉を扱うゆいまーる築町横丁店、長崎の美味しい魚が楽しめるアンクなど、見逃せないラインアップが揃っています。また、「もってこいメシ」制度を導入しており、築町市場の店舗から持ち込んだ商品を楽しむことも可能です。
食文化と地域の交流
つき横では、長崎の美味しい食材を存分に味わえるだけでなく、地域の文化交流を促進する施設も整えています。その中心となるのが「もってこいステージ」です。市民や県民が自由にパフォーマンスできるこのステージでは、ダンスや楽器演奏、漫談など、多様な表現が行われます。パフォーマンスは無料で利用でき、事前予約が必要ですが、地域の才能を発表する場としても期待されています。
利用方法と店舗紹介
つき横のヘビーユーザーが食材を持ち込む「もってこいメシ」は、飲食店で1フードと1ドリンク以上を注文した際に築町市場から商品を3品持ち込むことができますが、17時以降は利用できない制約があります。
加えて、長崎市内各所からのアクセスも便利な立地にあるため、地域住民や観光客にとっても訪れやすいスポットになります。また、地域の特産品を扱う築町市場各店舗も、地元ならではの新鮮な食材を豊富に取り揃えています。
つきまち横丁の未来
「つきまち長崎横丁」は、長崎が元気になるための拠点を目指しています。地域の活性化だけでなく、マッチング交流を促進し、長崎スタジアムシティや長崎駅周辺開発に寄与することで、訪れる人々がより長崎を好きになる場所を提供しています。この新たな試みが、長崎市の賑わいを取り戻すきっかけとなることを期待しています。
長崎市在住の方はもちろん、訪れる方々にもぜひ足を運んでいただき、食と文化の融合を体験していただきたいと思います。
つきまち長崎横丁
- - 住所: 長崎市築町3-18 メルカつきまち地下1階
- - 営業時間: 11:30-22:00
- - HP: つきまち長崎横丁公式サイト
- - 問い合わせ: 長崎文化放送株式会社コンテンツ事業部(TEL: 095-843-7000)