ブルーキャッツのワイン
2025-07-01 20:24:47

地域密着型プロバレーPFUブルーキャッツ石川かほく、ワイン造りに挑戦

PFUブルーキャッツ石川かほくが挑む新たなプロジェクト



石川県かほく市を本拠地に持つ女子プロバレーボールチーム、PFUブルーキャッツ石川かほくが地域密着の新たな挑戦に乗り出しています。2025年には、自チームの特産品を活用したオリジナルワイン「KAHOKU BLUE」の製造を進め、地域への愛情を深めることを目的としています。

摘房体験と地元との協力



2025年7月1日、選手たちは「石川かほく農業協同組合」(JA石川かほく)及び「高松ぶどう生産組合」の協力の下、高松ぶどうの摘房作業に参加しました。この摘房とは、収穫前のぶどう房の中で成長が遅れたものを切り落とし、残った房に栄養を集中させる手法です。その結果、より甘く、旨味の強いぶどうが育ちます。

PFUブルーキャッツは、摘まれたぶどうの使用によって、廃棄のリスクを減らし、地域資源の活用を目指しています。選手たちが実際に農業体験をすることで、農業への理解を深めると共に、地元の特産品の魅力を発信することが期待されています。

KAHOKU BLUEの特長



ワイン「KAHOKU BLUE」は、地域愛の象徴として位置づけられています。このワインは、ブドウを100%地元で栽培されたものから作られ、消費者に新たな地元の魅力を紹介するものとされています。また、ワインの売上の一部は、2026年に発生した能登半島地震の復興支援活動に充てられる予定です。これにより、地域全体を盛り上げ、被災者への寄り添う気持ちを体現しています。

選手たちの思い



選手の大熊紀妙選手は、「今年も摘房に参加できて幸せ」とコメント。その甘いぶどうがワインに変わることを心から楽しみにし、完成した際の「勝利酒」としての楽しみを語ります。また、松井珠己選手も摘房作業を通じて、廃棄される運命にあったぶどうを新たな形で活用することの意義を強調しました。

農業とスポーツの融合



JA石川かほくの村井一宏専務も、この取り組みを通じてPFUブルーキャッツのファンを増やす一助となり、地域農業への理解を深めることを期待しています。農業生産者の大田昇組合長は、選手たちが関わってくれるこの取り組みを特に嬉しく感じており、地域との絆が生まれることを願っています。

未来へ向けた希望



このワイン造りを通じて、地域の活性化や農業の継承、そして復興支援を後押しするPFUブルーキャッツ。彼女たちの挑戦は、単なるスポーツチームの枠を超え、地域全体を巻き込んだ大きなプロジェクトとなることでしょう。その先には、地元の農業とスポーツが融合した新しい風景が広がっているかもしれません。今後の「KAHOKU BLUE」の展開に、期待が高まります。


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