最後の挑戦
2025-11-08 01:08:29

レッドブルBCワン、世界への最後の挑戦が渋谷で繰り広げられた熱いブレイキンバトル

レッドブルBCワン、世界への最後の挑戦が渋谷で繰り広げられた熱いブレイキンバトル



2025年11月7日、東京・渋谷の「Spotify O-EAST」で、世界レベルを誇る1on1ブレイキンバトル「Red Bull BC One Last Chance Cypher 2025」が開催された。このイベントでは、世界各国で選ばれた精鋭51名のブレイカーが集まり、最後の出場枠をかけた熱戦が繰り広げられた。

26カ国から集まったトップブレイカーが激突


この夜、名だたるブレイカーたちが熱気と興奮に包まれたステージに立ち、トップ8進出を目指して真剣勝負を繰り広げた。予選を勝ち抜いたB-Boy 25名とB-Girl 26名がそれぞれトーナメント形式で対決し、その結果、男女各4名が「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」への出場権を手にした。

日本からは、今年8月の「Red Bull BC One Cypher Japan 2025」を制したB-Boy harutoとB-Girl Cocoaが名を連ね、彼らもまた世界の舞台を目指して挑戦した。

日本代表の奮闘と若きスターの台頭


B-Boy harutoは日本予選での圧倒的なパフォーマンスを経て、今大会では自らの実力を証明するチャンスを得た。彼はTop 8でアメリカのB-Boy Hijackと対戦し、見事なムーブで秀逸なパフォーマンスを披露した。一方、B-Girl Cocoaは国内予選で強豪B-Girl YASMINを突破し、注目を集める若手ダンサーとして位置付けられた。Cocoaは「日本は弱いと思われないように」との思いを胸に、ステージで自分らしさを表現した。

多様なスタイルと個性の共演


大会にはアメリカのB-Girl Logistx(2021年世界王者)、フランスのB-Girl Syssy(パリ五輪7位)、インドのB-Boy Flying Machine、オランダのB-Boy Lorenzoなど、世界のトップダンサーたちが集まり、それぞれの個性が火花を散らした。競技は非常にハイレベルで、各国からの代表たちが醸し出す多様なスタイルが楽しませてくれた。

熱闘の末に手にしたチケット


熱気あふれるこの戦いの中で、最終的に世界大会の出場権を獲得したのは、B-Boy Alvin(ベネズエラ)、B-Boy haruto(日本)、B-Boy Lorenzo(オランダ)、B-Boy Pesto(イタリア)、B-Girl Syssy(フランス)、B-Girl FreshBella(韓国)、B-Girl Jazzy(トルコ)、B-Girl Logistx(アメリカ)の8名である。彼らは次なるステージ、「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」に出場する権利を掴んだ。

MCとDJによる熱演


大会のMCを務めたのは、Red Bull BC One All StarsのB-Boy TaisukeとCrewsのKentaraw。DJのMar Skiは音楽でバトルを盛り上げ、選手たちのパフォーマンスを引き立てた。彼らの存在が、会場全体の雰囲気を一段と熱くし、観客たちも一体となって楽しむことができた。

日本開催ということで特別な盛り上がりを見せたこの大会は、単なる予選を超え、ブレイキンが持つ道のりを未来に照らす重要な舞台となった。「Red Bull BC One Last Chance Cypher 2025」は、これからのブレイキンシーンに大きな影響を与えるだろう。次のワールドファイナルでの彼らの活躍が期待される。


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