渋谷慶一郎の挑戦:アンドロイド・オペラ「MIRROR」
音楽家であり、アタック・トーキョーの代表でもある渋谷慶一郎が手掛ける最新作、「MIRROR」が2026年5月16日、大阪のフェスティバルホールにて初めて上演されることが決定しました。この作品は、第64回大阪国際フェスティバルの一環として上演され、生と死、人間と機械、伝統と革新といったテーマを舞台上で深く探求します。
チケット販売と公演の詳細
チケットの一般販売は2026年1月24日(土)午前10時から開始され、フェスティバルホールのチケットセンター、及び各種プレイガイドを通じて購入することができます。価格は、S席が12,000円、A席が9,000円、B席が6,000円、SS席が15,000円、BOX席が18,000円と、様々な選択肢が用意されています。
- - 公演名: 渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ「MIRROR」-Deconstruction and Rebirth-解体と再生-
- - 日時: 2026年5月16日 (土) 14:00開演(13:00開場)
- - 会場: フェスティバルホール(大阪市北区中之島2-3-18)
- - 主催: 朝日新聞文化財団、朝日新聞社、関西テレビ放送 他
アンドロイド・オペラの革新性
本作は、AIを搭載したアンドロイドがオペラを歌い上げるという、今までにない新しい形式の作品です。生のオーケストラやピアノ、電子音に、1200年の歴史を持つ仏教音楽・声明が融合し、視覚的にも聴覚的にも観客を魅了します。特に、渋谷の亡き妻であるマリアをモデルにしたアンドロイドが舞台の中心に位置し、彼女の存在が作品に深い感情的な厚みを与えることでしょう。
出演者には、渋谷慶一郎自身が演奏するピアノ・エレクトロニクスのほか、大阪フィルハーモニー交響楽団も参加し、ゲストコンサートマスターには成田達輝が名を連ねます。さらに、高野山の僧侶たちによる声明も特別出演し、作品に伝統の息吹を吹き込む役割を果たします。
舞台映像は、美術監督としても活躍するビジュアルアーティスト、ジュスティーヌ・エマールが手がけ、視覚的な華やかさを演出します。そして、このアンドロイドのプログラミングは、コンピュータ音楽家である今井慎太郎が制作を担当し、テクノロジーとアートが融合する瞬間を生み出します。
記者発表でのユーモアあふれる一幕
公演の発表は2026年1月13日に大阪市内で行われ、その場には渋谷慶一郎とアンドロイド・マリアが登壇しました。また、関西の現役漫才師として知られる海原はるか・かなたも特別ゲストとして参加し、アンドロイド・マリアに向けたAIをテーマにした漫才を披露しました。賑やかな笑い声が会場を包む中、アンドロイド・マリアも大阪弁を学び、大阪初の公演に向けての意気込みを見せました。
この記者発表では、従来のオペラの枠を超えた新しい形の公演が期待されており、技術と伝統の融合がどのように実現されるのか、非常に楽しみです。
結びとして
「MIRROR」は、人間と機械の新たな関係、あらゆる対立を越えた調和を示します。渋谷慶一郎の挑戦に、文化や音楽を愛する全ての人が注目すること間違い無しです。チケットを手に入れて、今までにない感動をその目で体験してみてはいかがでしょうか。