舞台『またここか』が蘇る!
脚本家・坂元裕二による名作『またここか』が、2026年2月にリバイバル上演されることが決定しました。この作品は、坂元自身の体験を色濃く反映させた兄弟の物語です。2018年に発表されて以来、多くのファンに愛されてきた作品が再び舞台に舞い戻ります。
坂元裕二の活動と背景
坂元裕二は、映画『怪物》で、第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の脚本賞を受賞した実力派の脚本家です。今年だけでも『ファーストキス1ST KISS』や『片思い世界』など、相次いで新作映画が公開され、エンターテインメント界において、常に第一線で活動しています。そんな彼がこの作品を再演に向けて動いた経緯は、何よりも『またここか』への特別な思いに起因しています。
坂元氏は今回のリバイバルに際して、「もう一度観たいと思っていたところ、荒井さんが再演を提案してくれた。非常に楽しみにしている」とコメントしており、彼の愛着が感じられます。
演出・キャストについて
演出を務めるのは、海外の戯曲に定評のある荒井遼氏。坂元裕二との交流は、彼が坂元の朗読劇の演出補佐を務めたことから始まりました。荒井氏は近年『ヘヴンアイズ』を手掛け、その演出力が高く評価されています。
キャストも魅力的で、近杉祐太郎役には奥野壮、宝居鳴美役には馬場ふみか、示野香夜子役には永瀬莉子、根森真人役には浅利陽介が名を連ねています。全員が坂元作品に初めて出演する俳優たちで、期待感が高まります。
特別アフタートークも開催
公演中には、坂元裕二自らが参加するアフタートークも予定されています。特に2月11日の公演時には、坂元が執筆秘話を語る機会が設けられており、ファンにとって見逃せないイベントになることでしょう。また、全キャスト参加のアフタートークも、2月6日と2月12日の公演後に予定されており、どのような話題が飛び出すか非常に楽しみです。
公演の詳細
公演期間は2026年2月5日から2月15日まで。チケットは全席指定で一般価格は¥6,000、プレミアムシートは¥8,800で、18歳以下は無料で観劇できる特典もあります。また、観劇支援チケットという新しい試みも実施され、1枚のチケットで2名が観劇可能です。これにより、多くの人に演劇の魅力を届けることを目指しています。
チケットは10月29日からプレイガイド先行販売が開始され、一般発売は11月22日が予定されています。詳細は公式サイトやチケット販売サイトにてご確認ください。
高まる期待感
新しいキャストと共に新たなスタートを切る舞台『またここか』。坂元裕二の豊かな感性が再び光を放つ瞬間が待っています。エンターテインメント好きの方々は必見の公演となるでしょう。ぜひ、その目で新たな作品を体験してみてください!