いのちのハーモニー
2025-10-31 11:34:18

大阪・関西万博で実現したいのちに向けた音楽の調和

特別プログラム『Harmony of Life』の開催



大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンである「いのちめぐる冒険」と国連パビリオンが共同で、2025年10月11日に特別プログラム『Harmony of Life』を実施しました。このイベントでは、音楽を媒介に子どもたちの声を通し、「地球のいのちの調和」をテーマにした素晴らしい時間が提供されました。

オープニングセレモニー


イベントは、日本語と英語のバイリンガルで進行され、特別ゲストとしてアースセイバーの高岸楓さんが司会を務めました。高岸さんは、アニメ『地球のラテール』から着想を得たアースセイバーの一員であり、自分にできる方法で環境や生物を守る活動を行っています。彼女が語った物語は、多様な生命の大切さを楽しく身近に感じさせるものでした。

国連パビリオンからのメッセージ


イベントでは、国連事務次長補のマーヘル・ナセル氏と、河森正治氏がそれぞれメッセージを発信しました。ナセル氏は、「人権や保健、そして生態系の重要性について国連が果たす役割を強調し、このイベントが人々のつながりや生物多様性の保護の重要性を再確認する機会である」と語りました。

一方、河森氏は「いのちは合体・変形する」という独自のコンセプトを紹介し、「私たちはあらゆるものとつながり合って生きる存在であり、文化がそのつながりを作り出す力である」と述べました。このメッセージは、音楽や歌が持つ結束の力について深く考えさせられました。

ピアノ演奏と合唱


次に、セオドア・チャフマン氏がピアノを演奏し、ドビュッシーの『版画』からの楽曲を披露しました。彼は多くの舞台で活躍しており、万博の活動を通じて異文化交流を広げる努力もしています。その後、アースセイバー合唱団による「地球のオーケストラ」が演奏され、楽曲には“Nature Positive”のメッセージが込められていました。歌詞は人々の心に響くものが多く、1番は日本語、2番は英語、3番は両方の言語の構成とされる特別バージョンでした。

クロージングメッセージ


イベント最後には、参加者がそれぞれの思いを語りました。アースセイバーたちは「毎日水や電気を無駄にせず、環境問題を解決するために自分たちが変わらなければならない」と熱心にコメントし、未来への希望を語りました。音楽を通じて国連と協力したセオドア氏も、芸術がもたらす力について感動を伝え、とても意義深いイベントであることを強調しました。

この特別プログラムは、万博の最終日が近づく中、多くの人々に影響を与えた貴重な経験となりました。未来に向けたSDGsの目標を共有し、地球に生きるすべての生命への感謝と理解を深めるイベントとなったことは間違いありません。


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