おっさんたちの大阪散策!天下茶屋の魅力に迫る
大阪屈指のディープな街「天下茶屋」。ここを舞台にした新しい街ブラ番組が話題沸騰中だ。メインキャストはメッセンジャーの黒田有、俳優の勝村政信、そしておいでやす小田。大阪人らしい個性的なスタイルで、彼らの街ブラが繰り広げられる。
ディープタウン「天下茶屋」へ
今回のロケは、1997年にNHKの連続テレビ小説『ふたりっ子』の舞台としても知られるこの天下茶屋。昭和の雰囲気が漂う街並みは、最近では若い世代からの注目を集めている。彼らはまず、西天下茶屋にある「マルハチ精肉店」を訪れ、同店の名物ホルモンを堪能し始める。
黒田は「豚ホルモン、めっちゃおいしいねん!」と興奮気味に語るが、勝村の反応は少々控えめ。おっさんたちの競演が、見る人を惹きつけてやまない。
懐かしの駄菓子屋
続いて彼らが訪れたのは、昭和12年創業の「村田食品店」で、懐かしい駄菓子を口にしながら思い出話に花を咲かせる。昭和の良き時代を思い出させるこの風景は、視聴者にほっこりとした気持ちを届けてくれる。
おでんの名店へ
次は、天下茶屋駅方面へ向かい、一行は予約の取れない人気おでん店「まる米」に立ち寄る。しかし、訪れた時は満席で、放送では小田が店員との交渉に挑むシーンも。無事におでんを楽しんだおっさんたちは、豪華なダシに浸かったおでんをアテに乾杯し、松方弘樹さんとのエピソードについて語り始める。
勝村は「松方弘樹さんにはすごくごちそうになった」と話し、その豪快さを振り返る。さらに彼のブレイクのきっかけとなった番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の話も飛び出し、ビートたけしとの初対面での感動体験を語る。
商店街を歩きながら
おでんを堪能した後、おっさんたちは「天下茶屋商店街」をさらに散策。黒田は「ミートショップ光」のミンチカツに目を奪われ、それにまつわる駆け引きが繰り広げられる。買い物の際に会計で揉める様子も、この番組ならではの笑いを生む場面だ。
酵素風呂の体験
そして道中、偶然見つけた「生薬酵素風呂 笑風」を体験することに。体が芯から温まりリラックスした黒田は、トークを小田に任せる場面も。小田が「近い未来、どうなっていたいですか?」と聞くと、沈黙が続き、「寝とるやないか!テレビやぞ!」というツッコミも飛ぶ。
趣味の話に盛り上がる
最後に勝村が自身の趣味について話す流れになり、落ち葉掃きを趣味にするきっかけとして渡哲也氏の話を挙げる。黒田も「(西川)きよし師匠から聞いたことがある」と返し、渡哲也とのエピソードが綴られる。
このように、随所で深い話題が挟まれる中、彼らのおっさんトークに抱腹絶倒の放送回が楽しめる。「天下茶屋」での彼らの冒険は、町の魅力を引き出すだけではなく、観る者に温かい気持ちを与えてくれる。
番組はテレビ大阪で放送中、TVerでも視聴可能。ぜひご覧あれ!