バーバリーは、170年の歴史を迎えるにあたり、世界的なキャンペーン「The Trench, Portraits of an Icon」を発表しました。このキャンペーンは、ブランドの象徴であるトレンチコートの魅力を再確認するものです。若干1879年に設計されたギャバジン素材から生まれたトレンチコートは、現代においても雨風から守る機能性とともに、自己表現のためのファッションアイテムとして愛されています。
トレンチコートは、バーバリーにとって単なるアウターではなく、英国文化を体現する存在としての役割を果たしています。これまでの伝統を守りながら、時代に合わせて進化を続けるその魅力を、バーバリーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるダニエル・リーは、このキャンペーンでより多くの人々に伝えたいと述べています。キャンペーンでは、著名なクリエイターやアイコンたちが参加し、トレンチコートを独自の視点で紹介。
撮影を手がけたのはティム・ウォーカーによる親密なモノクロームのポートレートシリーズで、そこには瞬間性と普遍性が融合した美しさがあります。参加者たちは、トレンチコートを様々な仕方で着こなし、シンプルなスタイルの中に洗練さを表現しています。このキャンペーンには、映画や音楽、スポーツ界などから23名のグローバルアイコンたちが参加し、それぞれがトレンチコートに対する独自の解釈を披露。
バーバリーのトレンチコートは、古くから続く英国のスタイルやクラフトマンシップの重要性を示す象徴として、物語を語り継いできます。バーバリーCEOのジョシュア・シュルマンも、このキャンペーンを通じてブランドのクラフトマンシップや革新性を強調しました。彼によれば、トレンチコートは170年にわたり、世代を超えて人々に影響を与え続けているアイコン的存在。
キャンペーンは、トレンチコートとカーコートの新たなデザインを発表し、英国のクラフトマンシップを再確認する機会でもあります。新たに登場するトレンチコートは、モダンな要素を取り入れつつ、旧来のシグネチャーシルエットを保っています。この新鮮なコレクションには、気候に対応した軽量素材も使用され、より広い袖とフレアなスカートを持つデザインなどが展開されます。
また、キャンペーンに合わせて、世界各地でのウィンドウディスプレイやポップアップストアも予定されています。これにより、訪れる人々はトレンチコートの魅力をより深く体感できる機会が与えられます。そして日本からは、宇多田ヒカルが参加し、自身の視点を通じてトレンチコートの魅力を語っています。彼女はこのキャンペーンに参加することを大変光栄と感じ、自分にとってのブリティッシュスタイルは「自信」と表現しています。
バーバリーの170周年を祝うこのキャンペーンは、メゾンの歴史とアーカイブを祝う重要な機会であり、ブランドの未来に向けた誓いとも言えます。トレンチコートはただの衣料品ではなく、その背後には深い物語とイングランドのスタイルが込められています。バーバリーはこのアニバーサリーを通じて、その魅力を世界に発信し続けるでしょう。