キングスユースチームの活躍振り返りと課題
2025年1月、この季節のマンスリーレポートでは、キングスユースチームの成長と成果についてお伝えします。U18とU15の両チームから得られた貴重な経験や、今後の展望について詳しく見ていきましょう。
U18チームの成果
キングスU18は、「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2024」に参加し、全日程を終えた結果、西地区で2位を獲得しました。最終的には4勝1敗という素晴らしい成績を収め、2月22日から24日に東京都で開催される「インフロニア B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2025」への出場権を見事に手に入れました。これにより、3年生にとってはユースチームとしてのキャリアの集大成となる大会が間近に迫っています。
1月12日に行われたファイティングイーグルス名古屋U18戦では、序盤からリードを保ちながら、最終的には70-52という結果で勝利しました。この試合では、長嶺充来選手と新垣元基選手がディフェンスの要となり、流れを変えるプレーを連発しました。
選手たちの思い
スコアラーの嶺井俊弥選手は、自身の調子には納得がいかない様子で「シュートタッチが良くない」と振り返りながらも、チーム一丸となってフィジカルなプレーに取り組む重要性を説いていました。特に、INTERNATIONAL CUPでは高さのある相手への対策として、リバウンドやルーズボールの確保、ディフェンスへの意識を高める必要があるとのことです。
U15チームの挑戦
キングスU15もまた大きな舞台で大きな成果を上げました。「京王 Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度 第5回全国U15バスケットボール選手権大会」では沖縄県代表として出場し、準優勝という過去最高の成績を収めました。対戦相手の四日市メリノール学院中学校には、準決勝で劇的な勝利を収めましたが、決勝ではRIZINGS徳島に2点差で惜しくも敗れてしまいました。
特に、キャプテンの宮里俊佑選手と副キャプテンの越圭司選手がチームを引っ張り、他の選手たちもそれに続いて奮闘しました。彼らは一丸となって機動力を生かしたプレーを展開し、見事に決勝まで進出したのです。
顧みるべき経験
末広朋也ヘッドコーチは、特に準決勝での高いパフォーマンスを称賛、決勝では課題も残ったが、選手たちにとって貴重な経験になったとも語っています。最後の試合での学びを活かすことで、選手たちの成長につながると信じています。これらの経験が今後の試合にどのように影響するか、ファンとしても期待が高まります。
未来への展望
キングスU18もU15も、それぞれの成長を続けています。特にINTERNATIONAL CUPに向け、U18チームはより戦術やメンタルを強化する必要があります。与那嶺翼ヘッドコーチが語るように、世界レベルのプレーができる選手となるために、さらなる努力が求められます。
また、U15チームにおいても、これまでの経験を生かしつつ、チームとしての結束をより強め、次のステップへと進むことが鍵となるでしょう。彼らの成長過程を見守ることで、多くのファンが更なる期待と応援を寄せることができると思います。
結語
キングスユースチームの活動は、今後の大会に向けての意気込みと共に、新たな挑戦を迎えています。それぞれの選手が積み重ねた経験を通じて、さらに成長し、私たちに感動を与える姿を楽しみにしています。