九州ダービーの激闘
福岡B2は、熊本との九州ダービーで惜しくも敗北を喫しました。試合は、福岡が開始早々から好調な3Pシュートを見せ、1クォーターを28対18で先行します。特に、#7西川、#24谷口、#0會田、#1中村と多くの選手がアウトサイドから得点を重ね、この展開に相手もなかなか対応できない様子でした。
試合の展開
しかし第2クォーターに入ると、熊本がインサイドでの得点を増やし、#44ライトフットや#88エチェニケの得点で徐々に詰め寄ります。特に、熊本はこのクォーターからの攻撃が印象的で、福岡は5点リードながらも安泰とは言えない状況で前半を終えました。
後半に入ると、熊本がさらに攻撃力を高め、福岡に逆転を強いる展開が続きます。福岡も#5ランダルやアギラールの3Pシュートで応戦しますが、熊本の圧倒的なペイントエリアでの優位に苦しむことになります。特に、熊本がペイントエリアで46点を叩き出し、福岡がわずか22点しか取れなかった事実は、試合の行方を大きく左右しました。
戦評と選手の声
試合後、浜口HCは「第1クォーターは良いスタートをしていたが、熊本のプレーが素晴らしかった」と述べ、特にペイントエリアでの防御の甘さを指摘しました。ジョシュ・スミス選手の欠場が影響し、チームのリズムが崩れてしまったと振り返っています。オフェンスについては、3Pシュート成功率が53.8%と高かっただけに、より良い展開を期待していましたが、逆に熊本のオフェンスリバウンドの前に手も足も出なかった形です。
また、選手たちからも不満の声が上がりました。中村選手は「我々のペイントエリアでの支配力が落ちていた」と語り、エナジーやハードワークといった面で熊本に劣っていたことを指摘。アギラール選手も「リバウンドの部分を改善しないといけない」と反省の言葉を述べました。
今後の展望
明日はこの試合の反省を生かし、ディフェンスとリバウンドの強化に焦点を当てた戦いが求められます。プレッシャーが強いチームに対抗し、ボールをシェアするバスケットが展開できるかどうかが勝負の鍵となりそうです。選手たちの意気込みを胸に、福岡は次の試合に臨みます。
フィンガーの交錯とタフな戦い、これが九州ダービーの魅力であり、今回の敗戦をバネにさらなる成長を期待します。次回はぜひ、勝利を掴み取りたいところです。試合のハイライトは
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